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歴史のなかの米と肉 食物と天皇・差別 平凡社選書147
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歴史のなかの米と肉 食物と天皇・差別 平凡社選書147

原田信男【著】

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歴史のなかの米と肉 食物と天皇・差別 平凡社選書147

定価 ¥2,860

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/
発売年月日 1993/04/12
JAN 9784582841473

歴史のなかの米と肉

¥770

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2019/05/01

日本における米信仰と江戸時代までの肉食禁忌についてをまとめた本。米信仰と肉食禁忌は表裏一体であり、仏教伝来と中央集権化によって始まった。国家を運営する上で米を最優先したために、肉を禁ずるようになったのである。 当然ながら、肉食禁忌は一朝一夕に始まったのではない。江戸時代の肉の忌...

日本における米信仰と江戸時代までの肉食禁忌についてをまとめた本。米信仰と肉食禁忌は表裏一体であり、仏教伝来と中央集権化によって始まった。国家を運営する上で米を最優先したために、肉を禁ずるようになったのである。 当然ながら、肉食禁忌は一朝一夕に始まったのではない。江戸時代の肉の忌避が強かったために、あれが日本のデフォルトのように思えてしまう。しかし最初は農繁期に狩りを禁ずる程度であった。それが時代を過ぎるに連れ、徐々に厳しくなり、江戸時代に最高潮を迎えたのだ。 こうやって始まりから見ていくと、最初はある程度合理的な決まりであっても、宗教化が進むに連れて非合理的なものとなっていく。実は現在禁忌とされていることでも、実際は不合理な決まりなのかもしれない。

Posted by ブクログ

2017/08/22

網野史学の成果を踏まえ、日本人の米信仰に一石を投じている。糖質制限への興味から、その歴史をたどってみたかったが、十二分に学ぶことができた。

Posted by ブクログ

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