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本田宗一郎と藤沢武夫に学んだこと 「主役」と「補佐役」の研究
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所/ |
発売年月日 | 1993/02/09 |
JAN | 9784569538563 |
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本田宗一郎と藤沢武夫に学んだこと
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
本田宗一郎の本に比べるとちょっと物足りない内容だと思ったが、最後まで読むとなんとも味わい深かった。 自分はこの先どのような人生哲学を得るだろうか、そしてそれを人に伝えることができるだろうか。 伝えられた人がまた伝える人になるだろうか。 ちょっと切なくもなる。
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著者の西田氏はもと本田技研工業(現Honda)の元副社長で、本田宗一郎、藤沢武夫の下で経営にも携わった人です。彼が、本田宗一郎、藤沢武夫、そして「長」と「副」の関係について書いています。 私は、尊敬する人物の一人としてあげるのが藤沢武夫です。個人的には「世界のホンダ」にしたの...
著者の西田氏はもと本田技研工業(現Honda)の元副社長で、本田宗一郎、藤沢武夫の下で経営にも携わった人です。彼が、本田宗一郎、藤沢武夫、そして「長」と「副」の関係について書いています。 私は、尊敬する人物の一人としてあげるのが藤沢武夫です。個人的には「世界のホンダ」にしたのは本田宗一郎ではなくて藤沢武夫の力が大きいと考えています。極端な話、やんちゃで行動しながら考えるタイプの本田宗一郎を掌で動かしていたのが藤沢武夫ではないかと考えてさえいます。その藤沢武夫に関する文献を読もうと図書館から借りてきました。 主に、藤沢武夫に関するところを中心に読みましたが、とても合理的で論理的な考え方ができる上に、夢を語れるロマンチストである人だと感じました。政財界よりも芸術家に親交が深く、歌舞伎やオペラを鑑賞したり、茶の湯をたしなんだり、着流しの和服姿で出社したりと「粋」なところもあるひとでした。 また、彼はナンバー2の立場でしたが、「脇役には、どうしても前面に出なければならない場面がある。それは、主役に脚光を浴びせるときと、主役が傷つきそうになったときである。そのときこそ脇役は最大の演技力を発揮しなければならない。アタシは山師であり、舞台づくり、舞台回しをやらせたら、天下一品ですよ」と豪語していたぐらい岐路に立ったときは表に立てる力を持つ人でした。 また、エンジン開発で空冷エンジンを主張する本田氏と水冷エンジンを主張する若手技術者で対立をしたときに、「あなたは、本田技研の社長としての道をとるのか、それとも技術者としての道をえらぶのか。どちらにするかを、はっきり選ぶべきではないですか」と本田氏に直言して引導を渡させ、自らも引退した潔さは、知っていた話ですが自分もそうありたいと改めて感じました。 彼は本田宗一郎が主役を演じる舞台の演出家であり、自分が掌で操っていると感じるのはそういうところがあったからだと思います。 最後に、「美しい」という言葉に最近関心があるのですが、「美しい企業とは、楽しさ、面白さ、ゆとりを配慮するだけでなく、社員の働く意欲に真正面から答える、さまざまなシステムを用意している企業である」といっています。周りの人に対して満足をさせることができる人間になりたいと心から思いました。
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