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1年生に育てたい学習技能 教育新書136有田和正新書著作集
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1年生に育てたい学習技能 教育新書136有田和正新書著作集

有田和正【著】

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1年生に育てたい学習技能 教育新書136有田和正新書著作集

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明治図書出版/
発売年月日 1993/01/20
JAN 9784186826029

1年生に育てたい学習技能

¥330

商品レビュー

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2019/12/30

 『○年生に育てたい学習技能』シリーズの一冊。本書では導入期の小学1年生に対する指導のあり方が書かれている。2年生以降は前学年での指導の布石が生きるということがあるが、1年生にはそれがない。一から指導を進めなければならない。その分、有田先生の指導のポイントが明確になっている。「追...

 『○年生に育てたい学習技能』シリーズの一冊。本書では導入期の小学1年生に対する指導のあり方が書かれている。2年生以降は前学年での指導の布石が生きるということがあるが、1年生にはそれがない。一から指導を進めなければならない。その分、有田先生の指導のポイントが明確になっている。「追究の鬼」を育てるための全ての素地がこの1年生での指導につまっている。 ① 「楽しんでいる」という雰囲気の中で、技能を身につけさせるようにする  これは小学校段階ではどの学年にもあてはまると考えられる。しかし、このことを最も大切にすべき学年は1年生である。低学年の学習は「遊びを通して」おこなうようになっている。「遊び」から子どもたちが学べるものは実に多い。「遊び」の教育的効果を意図的・計画的に仕組んでいくことが教師の仕事である。低学年にとって「生活=遊び=学習」であるといえる。 ② 輝きを引き出す指導  1.一人ひとりの子どもが、その子の能力を発揮でき   る場を準備する  2.子どもたちに、全力を出させるようにすること  3.子どもが輝いた瞬間をきっちりとらえて、ほめる   こと ③ 授業を支える4つの柱……授業の日常性を探る  1.子どもにどのようにして学習技能をつけているか  2.明るくて追究的な雰囲気づくりをしているか  3.子どもに学びながら指導技術を磨いているか  4.常に教材研究や教材解釈を深めようとしているか⇒氷山の一角で子どもと勝負しているかどうか。 ⇒一斗の米を一粒ずつ数えるように、積み重ねる。本当に「むなしい」と思うくらい崩れるのは速い ④ 本物が見えるようにするには、本物を見ていないことに気づかせること  「既知の世界では『問い』は発見できない」とも有田先生は言う。発問によって「それ、知ってる」をゆさぶる。そして「既知」だと思っていたことは「未知」であることに気づかせていくのだ。それによって「問い(おたずね)」が生まれ授業が一歩、深みに入っていく。有田先生は「『おたずねをする』ということは、話を聞いたことへの『お礼』なんだ」と話し、子どもたちの心にも働きかけている。 ⑤ 一人ひとりの個性をとらえる努力 ・子どもを必死で見てみる…いかに子どもの個性がとらえにくいものであるかがわかる ・常に進行形…「とらえた」と思ったときは、その情報は死んでいる ・常に「子どもをとらえ直そう」  ・学校での生活と休み中の生活ぶりを比べてみる…ハガキの活用 ⑥ 公教育の使命  すべてを忘れたときに残るもの=学習技能。「学習技能」を身につけることこそ、公教育の価値ある使命である。

Posted by ブクログ

2016/03/28

技能とは技術である。育てたい技能とあるのだから、本著には一年生が書いたとは思えないほど秀逸な作文を裏付けた日頃の実践を具体的に記して欲しかった。出来上がった作文の批評はここでなくてもできる。その裏側が覗きたかったのに。著者の一方ならぬ功名心が見え隠れしたのも興醒め。まあ教師は喋り...

技能とは技術である。育てたい技能とあるのだから、本著には一年生が書いたとは思えないほど秀逸な作文を裏付けた日頃の実践を具体的に記して欲しかった。出来上がった作文の批評はここでなくてもできる。その裏側が覗きたかったのに。著者の一方ならぬ功名心が見え隠れしたのも興醒め。まあ教師は喋りたがりだからな。しかし、一年生にここまでの作文を書かせる教師としての力量は認めざるを得ないであろう。

Posted by ブクログ

2014/06/06

1年生とは思えない驚愕の手紙・作文に唖然としてしまう。これまでいかに自分は問⇒答までの間が短すぎたかと反省した。追究するように仕組まなければと思った。

Posted by ブクログ

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