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日本文化の基層を探る ナラ林文化と照葉樹林文化 NHKブックス667
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日本文化の基層を探る ナラ林文化と照葉樹林文化 NHKブックス667

佐々木高明【著】

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日本文化の基層を探る ナラ林文化と照葉樹林文化 NHKブックス667

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会/
発売年月日 1993/10/28
JAN 9784140016671

日本文化の基層を探る

¥220

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2012/02/16

森林帯ごとの生活や文化の違いと、人の移動の歴史を描くことによって日本文化の成り立ちを説明する。稲の起源地や渡来人の特徴、日本文化の東西も取り上げており、縄文以降の歴史の流れやヒトと文化の動きが見えてくる。 縄文文化は、東北アジアの落葉広葉樹林帯(ナラ林帯)を基盤にして形成された...

森林帯ごとの生活や文化の違いと、人の移動の歴史を描くことによって日本文化の成り立ちを説明する。稲の起源地や渡来人の特徴、日本文化の東西も取り上げており、縄文以降の歴史の流れやヒトと文化の動きが見えてくる。 縄文文化は、東北アジアの落葉広葉樹林帯(ナラ林帯)を基盤にして形成された。縄文時代の前期から中期には採集段階の照葉樹林文化が西日本に進出し、後期から晩期には焼畑段階が展開した。 ナラ林文化 ・コナラ亜属(ミズナラ)の森 ・食糧資源として重要なものは、クルミ、クリ、トチの実、ナラの実、サケ・マス ・縄文時代中期には、人口の8割以上が東北日本のナラ林帯に集中。 ・亀ヶ岡式土器(縄文時代晩期) 照葉樹林文化 ・カシ、シイなどの森 ・イモ類、カシの実、漆器、雑穀類の焼畑農耕、モチ種、大豆の発酵食品、コンニャク、ナレズシ、柱と梁による家屋構造 ・死体化粧型神話、洪水神話、山上他界の観念、カミ(精霊)信仰、羽衣伝説 ・突帯文土器(縄文時代晩期)

Posted by ブクログ

2011/06/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] いったい日本列島において、日本文化はどのように形成・展開したのか。 東と西に分かれる文化の諸要素は、縄文=狩猟・採集文化の系譜なのか弥生=稲作文化の伝統なのか。 その出自と系統をめぐる論議は活発である。 本書は、原初農耕文化論の権威が、該博な知識を駆使し、いわゆる照葉樹林文化とは異質なナラ・ブナ帯に展開する北方系文化の流れを「ナラ林文化」という枠組みで提起し、日本文化の二つ源流を明示する。 [ 目次 ] はじめに 日本の基層文化の形成過程の探求 第1部 日本基層文化の形成(照葉樹林文化とその伝来―南からの文化の道;ナラ林文化とその展開―北からの文化の道) 第2部 稲作文化をめぐって(稲作文化の成立と展開;稲作文化再考) 第3部 日本文化への二つのアプローチ(海人と王権―その文化の系譜;日本文化の東西―日本文化系統論からのアプローチ) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

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