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星の古記録 岩波新書207
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 1997/11/22 |
| JAN | 9784004202073 |
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星の古記録
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星の古記録
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商品レビュー
3.9
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新聞での紹介本。古い文書で残された星の記録を現代の科学で確認する。中国や日本で星の記録があったが、西欧ではあまりないというのは星と政治との関わりに関係あるのかもしれないということを考えさせる本である。最後はコロナ観察での明治時代で終わっている。
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昨日、書店でこの本が並んでいるのを見てびっくり!久しぶりに家の本棚から引っ張り出して再読した。 古代から人々が文献に記録してきた日食やほうき星が実在したかどうかを計算で確かめた本。藤原定家が『明月記』に記載した超新星爆発の出現例を洗い出し、各国の文献に残された記録との比較考察を...
昨日、書店でこの本が並んでいるのを見てびっくり!久しぶりに家の本棚から引っ張り出して再読した。 古代から人々が文献に記録してきた日食やほうき星が実在したかどうかを計算で確かめた本。藤原定家が『明月記』に記載した超新星爆発の出現例を洗い出し、各国の文献に残された記録との比較考察を行っている。初版から40年以上たつが、その他の内容も非常に面白い。 著者は元東大天文台の教授。定年後に『古天文学』を提唱し、パソコンを使って古今東西の文献に記録された天文現象の真偽を確かめていった。 本書の初版は1982年10月20日。2003年には著者も亡くなり4刷以降絶版だったらしい。ところが昨年11月、Xの投稿がきっかけで注目を集め、12月に再販。その後重版もかかって現在では7刷6万部を超えたそうだ。何が幸いするかわからない。でも再販した岩波書店、偉い! 古い本だが、やはり時空を超えて真実を追いかける学問の面白さそのものが支持を得たのだと思う。 【余談】 ☆は4つ。内容からしたら(星の本だからね)5つあげたい所だが、とにかく徹頭徹尾“硬い”のだ(笑)。前書きも後書きも無ければ解説すら無い。「昔の理系の人が書いた本って、こうだったよなぁ」としみじみ思う(文系の偏見か?) …ちなみにお値段。1012円。 私が買った時は税込580円だった! 高くなったなぁ…。
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現代の数理天文学を用いれば、日月惑星などの位置または運行の状態は、古代にさかのぼって推算することができる。これを古天文学と筆者は名付け、日本と中国の古典書物を中心に、天文関連の記述の正誤を確かめていく。正しいものを見つければ、当時の人々が星を眺めてその運行に一喜一憂したであろうこ...
現代の数理天文学を用いれば、日月惑星などの位置または運行の状態は、古代にさかのぼって推算することができる。これを古天文学と筆者は名付け、日本と中国の古典書物を中心に、天文関連の記述の正誤を確かめていく。正しいものを見つければ、当時の人々が星を眺めてその運行に一喜一憂したであろうことを想像する。でも、明らかにでっちあげたと思われるものもある。『漢書』によると、紀元前200年頃に五惑星が集合したとする記載があるが、筆者の計算によるとそれはあり得ない。『「どうせ後世になったらわかるものか」と高をくくって』などと書いて、その事実を指摘していて面白い。漢の時代の執筆者も、2000年の時を超えてでっちあげを指摘されるだなんて、思っていなかっただろうに。 本書の後半では古天文学というよりは、過去の天文現象の紹介や、それを記録した人々の奔走した様子が記されている。今ほど交通網が発達しておらず、天文に関する知識も乏しい時代、それこそ人生をかけて理論を構築しそれを証明するために世界規模で天体の移り変わりを記録していく。そんな先人たちの蓄積があって、その延長線上に本書があるんだなとしみじみ思うなどする。
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