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狙撃 チャーリー・マフィンシリーズ 新潮文庫チャーリー・マフィンシリーズ
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 1993/11/25 |
| JAN | 9784102165249 |

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商品レビュー
4
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チャーリー・マフィン…
チャーリー・マフィンシリーズ第8作。ロシア人亡命者からの情報で暗殺計画があるらしいが、標的も場所も日時も不明。狙撃手らしい人物が英国籍のパスポートを使ってることを掴んでチャーリーの活躍が始まる。中東情勢やそのバックに控える米ロの思惑が絡んで、複雑なインテリジェンスの世界の魑魅魍魎...
チャーリー・マフィンシリーズ第8作。ロシア人亡命者からの情報で暗殺計画があるらしいが、標的も場所も日時も不明。狙撃手らしい人物が英国籍のパスポートを使ってることを掴んでチャーリーの活躍が始まる。中東情勢やそのバックに控える米ロの思惑が絡んで、複雑なインテリジェンスの世界の魑魅魍魎さと血沸き肉躍る物語世界が展開する。こんなにもフリーマントルの小説に魅せられるのは、世界の警察を任じ独善的な正義を振りかざす米国が支配する現実世界や映画に辟易しているせいかもしれない。いささか存在感が希薄な英国が仕掛ける情報戦は新
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チャーリー英国情報部員シリーズの第八作。 用意周到なプロの殺し屋を追うプロットは、 当然フレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」を思い起こさせる。 と思っていたら、対抗して「おれならもっと巧く書いてみせる」と フリーマントルが豪語して書いた作品だと、解説に書いてあった。 なるほど。 チャーリーが暗殺計画に気づき、KGBの工作員を追い始めたところまでは良かったが、 そのあとスイスでは、 CIAとスイス当局とイスラエル情報局が暗殺計画があることを信じず、 協力体制ができずなかなか追跡が進まなくてやきもきした。 暗殺の協力者に気がついたのが、 たまたま時間稼ぎで英国に送った写真からだったのも残念。 面白かったのは、 チャーリーの留守の間に内部監査の家探しをした情報部員が、 同行した新米部員にどうやって本人に気づかれないような家探しのコツを学んだのか聞かれたときに、 「チャーリー・マフィンに教わったのさ」と答えたのが面白かった。 しかも、結局チャーリーの罠にひっかかって、家探ししたのがばれてたし。 あとは、空港で列に並んでいた妊婦が倒れたのに助けなかったKGB工作員が、 空港警察に顔を覚えられていたのも。 出入国検査官にもそんな英国人はいない、と断言されていた。 そして、チャーリーが銀行に借金の申し込みをしたのが、 自分への待遇の悪さを部長に知らせるためだったとは、 全く分からなかった。 しかし、イスラエル情報部が暗殺計画を知りながら自国の利益のために止めなかったことを、 国務長官とCIAの情報部員を殺されたアメリカに知らせるとは、 チャーリー、モサドからも嫌われたな。 そして、モスクワでのチャーリーの恋人にKGBの魔の手がのびていた。 大丈夫なのか?
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解説にもある通り、フォーサイスのジャッカルの日と同様に狙撃者が如何に警戒の網の目を潜り抜けるか、追う者と追われる者の確執がテーマとなっている。ただ、フリーマントルは追う者をイギリス、アメリカ、イスラエルオマケでスイスの情報当局に設定し、スケールの大きな物語に仕上げており、数多ある...
解説にもある通り、フォーサイスのジャッカルの日と同様に狙撃者が如何に警戒の網の目を潜り抜けるか、追う者と追われる者の確執がテーマとなっている。ただ、フリーマントルは追う者をイギリス、アメリカ、イスラエルオマケでスイスの情報当局に設定し、スケールの大きな物語に仕上げており、数多ある狙撃物とは一線を画す大作となっている。しかも、本作はチャーリ・マフィンという見掛けの風采は全くもって冴えないが米ソ陣営からも折り紙つきつきの英国情報官のシリーズものになっていて、単作として読んでもシリーズの中の一冊として読んでも面白くフリーマントルの書き手としての腕が冴え渡る一作となっている。
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