フィフティ・フィフティ 彼女の嫌いな彼女 カッパ・ノベルスハード

唯川恵【著】

• 販売会社／発売会社: 光文社/
• 発売年月日: 1992/10/25
• JAN: 9784334070106

商品レビュー

2010/05/28

恋愛・・というよりか…

[文庫ＯＦＦ]

恋愛・・というよりかは、先輩ＯＬと後輩ＯＬのバトルと言ったほうがよいです。女の友情小説ですね

2015/02/14

再読。
30年も前の作品なんだと当時を懐かしく思いながら読んだ。
ガソリンに変わるエネルギーとしてメタノールが出てくるが、今読むとクリーンエネルギーの意味がよくわかる。

2015.2.13
再読。1992年刊行。唯川恵さんの作品の中で一番好きで何回も読んだ話。
23歳と33歳の商社に勤める独身女性と、NY帰り中途入社の27歳エリート独身男性の恋物語のようで、恋だけに終わらないストーリー展開で非常に面白い。
23歳は結婚とお洒落にしか興味がなく、33歳は仕事はできるが女ではないような言われ方をしていたりと類型的に書かれている。
23歳はディオールのブルーピンク、33歳はサンローランのダークオレンジの口紅という対比も面白い。
どちらも当時流行していたな。

2013/02/20

早い話が、「半々」。
２０代と３０代の２人の主人公の間の半々。
２人の中間の年齢の、新しく登場した異性の登場人物と、昔からの人物との間の半々。
２つの半々が４つある。

あとがきで、「どっちもどっち」
という表現がある。
なるほど。

そういう意味だったのだ。

裏表紙の裏の最後の唯川恵の紹介に「体質は体育会系。狩猟民族ではなく農耕民族。ほとんど無趣味。」

その後、バイク、映画、海外の作品などを手がけられたのは、無趣味だから、何でも引き受けられたのだろうかと推測した。