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隷属への道
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隷属への道

F.A.ハイエク【著】, 西山千明【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 春秋社
発売年月日 1992/10/20
JAN 9784393621516

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商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2014/06/06

社会主義の死後はドイツから。 社愛首位から生まれた全体主義。 何かに反対することで人々を団結させる方法。 半資本主義という結合。 自由、特に経済的な自由が根幹。 平等は自由のもとにある。 自由の保障が大切というのが根底にある話だと思う。平等の実現のために、集団のために個人の自由が...

社会主義の死後はドイツから。 社愛首位から生まれた全体主義。 何かに反対することで人々を団結させる方法。 半資本主義という結合。 自由、特に経済的な自由が根幹。 平等は自由のもとにある。 自由の保障が大切というのが根底にある話だと思う。平等の実現のために、集団のために個人の自由が恒常的に制限されてはいけない。

Posted by ブクログ

2012/04/23

極めて個人的に重要な本だった。ここ数年の個人的な関心事が言語化されており、この本に出会うために読書を繰り返していたと言っても過言ではない。だがそれはあくまで個人的な感慨であり、社会的な評価とは異なるだろう。ちなみに自分の関心事とは、国家、企業、コミュニティ、家族と言った様々な共同...

極めて個人的に重要な本だった。ここ数年の個人的な関心事が言語化されており、この本に出会うために読書を繰り返していたと言っても過言ではない。だがそれはあくまで個人的な感慨であり、社会的な評価とは異なるだろう。ちなみに自分の関心事とは、国家、企業、コミュニティ、家族と言った様々な共同体を運営していくためのあり方、思想であり、以前はコミュニタリアニズムに傾倒していたが、最近は自由主義に強く傾きつつある。 内容としては、第二次大戦中に書かれた、社会主義の盛り上がりに対して警鐘を鳴らした本。道徳的動機から発生する「平等」への要求と、既成の社会に対する嫌悪からくる革新への要求、自ら社会をデザインできるはずという人間理性に対する信頼が、社会主義への傾倒を不可避的に引き起こす。だがその結果が悲惨なものになるということをこの本は示唆しており、その警告は実際にヒトラー、スターリン、毛沢東ら、数多くの社会主義的試みを行った人々によって成就された。 社会主義とは、共産主義とイコールではないということを痛切に感じる。共同体を全体最適化しようとする視点全てが、社会主義の視点を含むと言えるのではないか。では、現代において社会主義は不可避である。だが、社会主義への無軌道な傾倒は、この本で描かれ、歴史からも学べる通り、悲惨な「隷属への道」である。そのリスクを知らぬままただ道徳的な観点から政府の肥大化を望む姿勢の危険性を強く感じることとなった。

Posted by ブクログ

2005/08/15

ノーベル経済学賞受賞者であるハイエクがギター侍ばりに共産主義を斬った本。ただ、実証主義への偏見もみられる。

Posted by ブクログ

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