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セルボーンの博物誌 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1992/03/10 |
JAN | 9784061590182 |
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セルボーンの博物誌
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セルボーンの博物誌
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商品レビュー
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めちゃめちゃ面白かった!! 博物誌黎明期のセルボーンで、ギルバートホワイトがペナントとバリントンと文通した書翰集。1720年、吉宗の時代生まれ。ワーブラー(ムシクイ)がまだ1種しか認められていず、しかし、絶対3種類は居る!という話や、今とは全く違い、博物学は猟銃で野鳥を狩って標本...
めちゃめちゃ面白かった!! 博物誌黎明期のセルボーンで、ギルバートホワイトがペナントとバリントンと文通した書翰集。1720年、吉宗の時代生まれ。ワーブラー(ムシクイ)がまだ1種しか認められていず、しかし、絶対3種類は居る!という話や、今とは全く違い、博物学は猟銃で野鳥を狩って標本にしてスタディしたり、もしくは生け捕りにして研究している。しかも、食べるためや、楽しみのために野鳥をどんどん狩っていた時代なので、研究スタイルが今と全く違っていて興味深い。分類もまだまだなので「カッコウを猛禽だというのは、根拠のない考えです」と言及されていたり、今では希少種となっている種も狩られ放題だったりとか、この後300年間に何がおきたのか知っている未来人(本書から見て)からすると、学ばねばならんと思うことは多い。真面目に考えるのも大切だが、単に読み物としてもとても面白い。これは、もっと廉価版で復刻されるべき良著だと思う。 数ヶ月前に読んだ、ラ・プラタの博物学者の200年以上前の本ですわ。 https://booklog.jp/users/jubewakayama/archives/1/4061593560#comment
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ナチュラリストを自認する人ならだれでも知っている有名な本らしい。楽しみに読んだが、ホワイト牧師の観察は思ったほどは緻密ではないし、現在の常識からするとずいぶん妙な話も出てくる。そこらの田舎の物知りおじさん、という雰囲気。ちょっと意外だったが、この人は日本だったら将軍吉宗の時代のひ...
ナチュラリストを自認する人ならだれでも知っている有名な本らしい。楽しみに読んだが、ホワイト牧師の観察は思ったほどは緻密ではないし、現在の常識からするとずいぶん妙な話も出てくる。そこらの田舎の物知りおじさん、という雰囲気。ちょっと意外だったが、この人は日本だったら将軍吉宗の時代のひと。田沼意次と同年の生まれだった。つまりこの人あたりから、世界に名だたるイギリスのナチュラリストの長い系譜が始まるんだな。その系譜にはダーィンなんかも並んでいる。偉大なる先人の、七転八倒の記録。
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