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スカーレット
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
| 発売年月日 | 1992/11/15 |
| JAN | 9784105256012 |
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スカーレット
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商品レビュー
4.5
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で借りた本。 原作者とは別人が書いたという曰く付きの『風と共に去りぬ』(以下原作と書く)の続編。迷っていたのだが、最寄りの図書館に所蔵されていたので読むことにした。 大ベストセラーとなった原作の続きを読者は望んだが、原作者は決して書こうとしなかったという。しかし原作者の死後、遺族は著作権が切れた後に非公式の続編が書かれることを危惧し、続編の執筆者を公募、そこで選ばれたのが本作の作者ということだ。 まず驚いたのが、本の分厚さ。上下2段組になっている上に1000ページ超えで辞書のように厚い。最近では電子が主体だったのもあり、紙の本の分厚さに少々圧倒された。後で知ったのだが4分冊の文庫版もあるらしい。 次に驚いたのが原作の続きとして読んだときの違和感のなさ。つい先月まで原作を読んでおり、あまり間を開けずに読み始めたのだが、思いの外そのまま続編の世界に入っていくことができた。日本語訳の方の配慮もあるのかもしれないが、原作者も相当その辺は気を使ったのだろう。執筆の経緯からしても賛否両論評価分かれるような本だが、実際読んでみると、原作に対しても読者に対しても真摯に書かれた本だな、という印象を受けた。 原作の舞台はタラとアトランタの往復といったところだったが、本作ではレット・バトラーの故郷チャールストンや、スカーレットの父ジェラルドの故郷アイルランドにも及ぶ。原作同様すれ違いを続けるレットとスカーレットだが、最後の最後に漸く心を通い合わすことができ、新たに生まれた娘キャットと3人、幸せな未来を予想させて終わる。 この結末は恐らく最初から決まっていたのではないだろうか。当時続編を望んだ読者も、この結末とそこに至るまでの経緯を見たかったはずだ。そして作者はそれを書き切った。そのことには称賛を送りたい。 ただ残念な点もあった。まずメラニーがいないこと。これは仕方のないことなのだが、メラニーがいないことによる物足りなさは常に付きまとった。 また作者が真摯で誠実だからこそ、原作との違いを感じざるを得ない部分もあった。原作を読んだときはもっと翻弄され、突然置いていかれるような感覚があった。まるでスカーレットその人のような破天荒さが感じられた。本書でも予想外の展開はあったが、どこか丁寧さがあったと思う。 そして最後の幸せな結末。原作者もこの結末が望まれていることを知っていただろう。そしてその上で書かなかった。だからこの結末は幻なのだ。とはいえ原作の時点で架空の物語で幻なのだから、幸せな幻があってもいいのかもしれない。
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『風と共に去りぬ』の続編✨ 活字に飢えていた当時、その分厚さに惹かれ手に取った。 読み応えに満足の一冊✨
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『風と共に去りぬ』にどハマりしてしまい、続編と言われているらしいこの本を図書館で予約。 届いてみてびっくり。「続編は一冊だけなんだー」と軽い気持ちで待っていたのに、来たのは大型の辞書並みの体積の本で、なんと1000ページ以上もあるし、中身を見ると2段組でびっしり文字が詰まってる。 これは、返却期限延長せねば読めないやつだと思いながら読み始めたけど、2週間以内に余裕を持って読み終えられてしまい、読み切った自分の集中力にも、衰えないスカーレットの魅力にも驚きだ。 物語の後半に入っても、どんどん新しい登場人物が出てきては去っていって伏線がはられる気配も少ないし、コラムの動きも焦ったいし、レットもなかなか姿を見せないし、妙な婚約者も出てくるし、話が広がっていくばっかりで、「本当に物語が収束するのか?レットよ、ちゃんと登場してまとめてくれないと怒るよ?」とジリジリしながら読んだけど、期待通りにまとまってホッとした。 あー、スカーレットの世界を堪能した!『風と共に去りぬ』の一巻目を読み始めてから約1ヶ月間、幸せだったー♡ (あとは、私にアイルランド、イギリス、アメリカの歴史と地理の知識がもっとあれば、さらに楽しめるんだろうけどな…!何年か後に、スカーレットに再会する時には、是非とも、私よ、もう少し勉強しておいてくれ)
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