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鎌倉文士骨董奇譚 講談社文芸文庫現代日本のエッセイ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1992/12/09 |
JAN | 9784061962026 |
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鎌倉文士骨董奇譚
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鎌倉文士骨董奇譚
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3.3
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青山二郎 「鎌倉文士骨董奇譚」 中原中也、小林秀雄、大岡昇平 との交友録的エッセイ 「友情は 恋愛と違って 1+1=3 である」の言葉通り、友達の輪の広がりを感じる交友録。 小林秀雄との交友録は 思考的な小林秀雄 と 視覚直観的な青山二郎 が対照的で とても面白い。 青...
青山二郎 「鎌倉文士骨董奇譚」 中原中也、小林秀雄、大岡昇平 との交友録的エッセイ 「友情は 恋愛と違って 1+1=3 である」の言葉通り、友達の輪の広がりを感じる交友録。 小林秀雄との交友録は 思考的な小林秀雄 と 視覚直観的な青山二郎 が対照的で とても面白い。 青山二郎が小林秀雄に骨董の目利きの際に伝えた「見えるとは 陶器の生命とするものが 人の顔のように分かるということ。見える眼が見ているものは 物でも美でもない。物そのものの姿である」を小林秀雄 は どう解釈したのか知りたい 中原の死に対して「病院に駆け付けた時は もう中原ではなくて、脳膜炎だった〜ぞうきんの様に使い荒らされていた」は ショックの大きさが読み取れる。 白洲正子 の後記も面白い。「青山二郎の解説を頼まれたが、彼は解説不可能な人間である」
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青山二郎って柳宗悦のことはあまり好きじゃなかったんですね。そうかとは思いましたが・・・。魯山人を評価していたり。独自の物の見方もあって面白い人ですが、基本「感じがくる」とか感覚の人だなぁと思いました。
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白州正子『金平糖の味』(新潮文庫)と並べてカヴァーを眺めている。講談社文芸文庫って「文庫」の体をして高価すぎる…、と思いながら、手元のブツを購入したのはおそらく一昔ほど前、かなあ。改めて、本著について「人と作品」(白州正子)および、「資料・年譜・著者目録」などを確かめて、「高くな...
白州正子『金平糖の味』(新潮文庫)と並べてカヴァーを眺めている。講談社文芸文庫って「文庫」の体をして高価すぎる…、と思いながら、手元のブツを購入したのはおそらく一昔ほど前、かなあ。改めて、本著について「人と作品」(白州正子)および、「資料・年譜・著者目録」などを確かめて、「高くない、安すぎ!」とさえ思う。こういう体裁でありながら、本文を読んでそこから更に…を感じた読者のために様々な道標を用意してくれている本、って、貴重です、ほんと。この文庫やちくま文庫(「学芸」も)などに、そのつど「恐れ入りました」と言いたくなる所以です。内容にまで到達していません、すみません。時折り快哉を叫びつつ、それでも自身が試されるような内容ばかりです、軽々に論評などできません。今宵はこの中から「小林秀雄と三十年」「最も善く出来た田舎者」「夜眼、遠眼、傘の内」「ピカソについて」「琳派について」「夢二の魅力」「本の装幀について」などを読み返しました。
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