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森かげの家
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森かげの家

マーティンウォデル【文】, アンジェラバレット【絵】, 前沢浩子【訳】

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森かげの家

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PARCO出版局/
発売年月日 1992/03/03
JAN 9784891942908

森かげの家

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商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2014/10/08

三体の人形 ただ見つめるだけの存在 存在そのもの=イコンである。自己愛? 扉を開ける誰かは、何者なのだろう?

Posted by ブクログ

2014/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

◆ブルーノーさんの不在が寂しい。どうしても足りない。◆「わたし」って誰だろう。原書で読んでみたい。【2014.05.10】

Posted by ブクログ

2014/03/23

“私にはそう思えるのです”と、もの言わぬ人形たちの想いをそっと掬い上げるかのような優しい語り手に手を引かれて森かげの家へ。 淋しい老いた男が作り上げた三体の人形。 ある日、出かけた男は、そのまま帰ることはなかった。 誰からも忘れられ、森に埋もれてゆく家で窓辺に座り続ける人形たち...

“私にはそう思えるのです”と、もの言わぬ人形たちの想いをそっと掬い上げるかのような優しい語り手に手を引かれて森かげの家へ。 淋しい老いた男が作り上げた三体の人形。 ある日、出かけた男は、そのまま帰ることはなかった。 誰からも忘れられ、森に埋もれてゆく家で窓辺に座り続ける人形たち。 短いページ数の中に流れる「なんねんも、なんねんも、なんねんも」の時間を人形たちと過ごした私は最後のページで泣いていた。 美しい美しい再生の前に飾った言葉は何も浮かばず、ただ子どものように「よかったね、きれいだね、あたたかいねぇ。またしあわせになってよかったねぇ」を繰り返すばかりだった。  最後まで人形たちは人形のまま。 何も語らない。 でも、淋しいブルーノーが作り上げ、新しい家族と美しく甦った窓辺で過ごす彼らにはやはり心が芽生えていたのだと――私にはそう思えるのです。 バレットさんの絵がそれはそれは美しい。寂しいはずの朽ちていく家までも美しい。 絶版になっているのが、残念。できるなら手元において何度も読み返したい絵本です。 どこかで復刊しないかしら。 ・・・余談というか、個人的に嬉しかったご縁のお話・・・ この本を手に取ったきっかけはふたつ。 ひとつは、別サイトで読んだ感想。その方は「3.11」にこの本を読み、帰る人のいなくなった家・待ち続ける人形たちに東北を重ねていらした。 そして、森に埋もれ朽ちていく家・・・の後の素晴らしい美しい再生に「きっと東北も」と。 心打たれたところに続く言葉にまた興味を引かれる。 「アンジェラ・バレットの美しい絵」 あっ、敬愛しているブク友さんのお好きだとおっしゃっていたイラストレーターさんだ! 迷いなくこの本を手に取ることができた二つめの理由。 そのお話をしたところ、私の読むきっかけになった方と、その方のきっかけとなった方のお二方は「スノーグース」を読んでくださった。 本でつながり人と出会い、出会った人からまた新しい本と出会うご縁をいただく。 ネット上とはいえ、つながっていくことに何だか感激してしまった。媒体が本だというのがまた嬉しい。

Posted by ブクログ

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