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中国名医列伝 呪術・漢方・西洋医学の19人 中公新書1066
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論社/ |
発売年月日 | 1992/03/25 |
JAN | 9784121010667 |
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中国名医列伝
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
中医の列伝。故事が続くが、飽きずに読めた。 役人より医師は地位が低かった。なので、疫学の先達葉桂(ショウケイ)は臨終のとき、「医術は行わねばならない。しかし、おろそかにすべきではない。行うには、かならず天資英明にして、万巻の書を読破しなければならない。それでこそ救世ができる。そうでなければ、人を殺めないとも限らない。薬は両刃の剣になるからだ。わたしが死んでも、きみたちはけっして医を軽んじてはならない。」と述べたのであろう。だから、顔色を見てピタリと未来の病気、回復を当てる易者のような医者の伝説が語られる。 病膏肓に入る、の膏は心臓、肓は横隔膜で体の中心、針も薬も及ばない所という意味だというのは知らなかった。 ところで、この中国の歴史の中で、「身体髪膚これを父母に受く。あえて毀傷せざるは、 孝の始めなり」という言葉が解剖学を否定する議論の中で出てくる。あの中国の孝行への思い入れが、自らの身体髪膚のレゾンデートルの裏返しだとしたら、、物凄いと、ふと思った。
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