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三たびの海峡
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三たびの海峡

帚木蓬生【著】

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三たびの海峡

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1992/04/15
JAN 9784103314066

三たびの海峡

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商品レビュー

4.8

5件のお客様レビュー

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2012/03/04

戦時中に朝鮮人が強制連行された事は知っていたが、恥ずかしい話だが、炭鉱で働かされていた事は知らなかった。あまりに重すぎてうまく書けないが読んで良かった。読むべき小説である。

Posted by ブクログ

2011/07/28

重い話ですが読んでよかったと思いました。 簡単にあらすじを書くと日本に強制連行された朝鮮の人が日本の炭鉱で働かされ、筆舌しがたい搾取と暴力を受けた話です。ほんの50年ほど前の話です。 『水に流す』という表現は確かに被害を受けた方が言う台詞であって加害者の側から表現するべきで...

重い話ですが読んでよかったと思いました。 簡単にあらすじを書くと日本に強制連行された朝鮮の人が日本の炭鉱で働かされ、筆舌しがたい搾取と暴力を受けた話です。ほんの50年ほど前の話です。 『水に流す』という表現は確かに被害を受けた方が言う台詞であって加害者の側から表現するべきではないですよね。過去に過ちを犯したことは確かなのですからまずそれを認め、その後どうそれを償っていくのか。そのことが重要なのだと思います。過去の事実を認めなければ何も始まりません。だってそうですよね。家庭内においても仕事においてもですが何か悪いことをしてしまったとします。そんなことはしてないけどじゃあ弁償するよ、その分の何か埋め合わせをするよ、そんな風にことを進められてもこの人は又同じ過ちを犯すんじゃあないか、と言う不信感が募るだけです。まずは事実を認めなくては先に進めない。そう、思うのです。 読んでよかったと思います。きちんと史実も調べなくてはいけないな、と思いました。

Posted by ブクログ

2010/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

帚木さんの作品はどれも好きだがこれもよかった。 在日の視点で描かれおり、感動的な話だった。 朝鮮半島と日本の間で翻弄された人生といえばそれまでだが その中にもそれぞれの人間が必死に生きようとしてきた様を見事な筆致で描写している。 ストーリーも秀逸。

Posted by ブクログ

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