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橋の上の天使
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商品詳細
内容紹介 | 内容:さよなら、弟.小さなスキ-場で.クリスマスは悲しい季節.離婚の季節.貞淑なクラリッサ.ひとりだけのハ-ドル・レ-ス.ライソン夫妻の秘密.兄と飾り箪笥.美しい休暇.故郷をなくした女.ジャスティ-ナの死.父との再会.海辺の家.世界はときどき美しい.橋の上の天使 |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
発売年月日 | 1992/06/30 |
JAN | 9784309201900 |
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橋の上の天使
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
ずいぶん前に読んだのでほとんど中身は覚えていない。が、その中でも記憶に残っているのが「さよなら、弟」。なんだかもうげんなりしてしまうあの感じがたまらん! と読んだ当時思ったのだった。
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ペシミスティックで続けて読んでいると本当に気持ちが沈むけど中毒性がある、何気ない日々に存在するしこりのような哀しみをチーヴァーはとても象徴的に短編に取り込んでいる
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サバービア(郊外型住宅)で暮らすミドルクラス(中級家庭)の静かな孤独や疎外感──。 短編集15編。 読んでて凹む。ものすごく辛くなってくる。 どうしてそう感じるのかというと主格人物が抱えるうっすらとした孤独感や疎外感は アメリカ人でも中年でも家庭人でなくてもみんなが感じている...
サバービア(郊外型住宅)で暮らすミドルクラス(中級家庭)の静かな孤独や疎外感──。 短編集15編。 読んでて凹む。ものすごく辛くなってくる。 どうしてそう感じるのかというと主格人物が抱えるうっすらとした孤独感や疎外感は アメリカ人でも中年でも家庭人でなくてもみんなが感じているものだからだ。 みんなが感じているのに表には出してはいけないたぐいのものだからだ。 だから「さよなら、弟」ではペシミズムの弟は兄に殴られるし、昔の思い出を 繰り返しなぞっている夫はスキー場で子供を亡くす。 ハードル・レースは成功しない。 みんなが同じ孤独を抱えている事はここではなんの慰めにもならない。 自分自身がどうしたいかだけだ。だからとても辛く感じる。 どうしようもないのにどうにかしろと急かされている感じが物語の結末に言われているような気がする。 今まで読んだ孤独とか寂しさについての小説は同じような話でも最後にぼんやりとした 希望だとか諦めがあった。レイモンド・カーヴァーとかね。 でも「橋の上の天使」は突き放された感じがする。現実的すぎて辛い。 全くの偏見ですが、アメリカ人がこんなにも会話やパーティで緊張を感じているとは思わなかった。 日本人が家に人を招いた時に感じる緊張感とは違う気がする。もっと上滑りな感じ。 地方にバラバラになった家族が一堂に会する時のあの楽しい時間にしようとする感じって辛いなー。 どうしてそう感じるようになっちゃったんだろう。
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