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誰かが歌っている 新しいアメリカの小説
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誰かが歌っている 新しいアメリカの小説

トムレオポルド【著】, 岸本佐知子【訳】

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誰かが歌っている 新しいアメリカの小説

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社/
発売年月日 1992/08/25
JAN 9784560044803

誰かが歌っている

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商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2020/07/28

愛の素晴らしさに気づく、温かくて優しい話だった。 なんでもない話でも冗談おもしろくてスラスラ読めた。サンディが素直で憎めない。

Posted by ブクログ

2008/02/04

まるでハリウッド映画のように様々なエンターテイメント的要素が詰まっているのだが、たった一つの鍵が自分の読書の方向性を決定してしまう。それは、差別。 トム・レオポルドの前作「君がそこにいるように」の中で主人公の東部の青年に、どこかしら周りから浮いてしまったような印象が残ったのだ...

まるでハリウッド映画のように様々なエンターテイメント的要素が詰まっているのだが、たった一つの鍵が自分の読書の方向性を決定してしまう。それは、差別。 トム・レオポルドの前作「君がそこにいるように」の中で主人公の東部の青年に、どこかしら周りから浮いてしまったような印象が残ったのだが、その根源もあるいはそこに行き着くのかも知れない。もっとも前作で主人公がユダヤ人であることには全く気が付いてはいなかったのだが。 日本人である自分は、白人というカテゴリーに有色人種以外を全て入れて済ませてしまうが、そこには人種の違いがあり、宗教の違いがあり、そして性別の違いが絡んでくる。そのことを意識すると、なるほど前作も実は差別に根付いた物語だったのか、ということを一人合点する。 本書では、主人公がユダヤ人であること、黒人のメイドとの一定の距離感を保った関係、富裕層とそうでないものの対比、そんな多岐にわたる対立軸が提示され、各々にバランスを求めて物語が進行する。それは一読したところ、ジェットコースターのような娯楽性のようにも読めるので、それはそれとして面白くもある。 一方、どうしてもうじうじと考えてしまうことも残る。それらの対立を隔てるものは、どれも現実の差異というよりは、対峙するものの心の中にある種の差として居座り続けることを要求してくるものである。 しかし、誰によって? それが、まさに自分の読書を支配してしまった問いである。こうして様々な要素に溢れている物語を貫いてしまうもの、それは薄々感づいているように人間という動物の脳の中に埋め込まれてしまっている機能、差異を特別に意識するように仕向けられた本能によるものだとしたら? 自分はそれを御しきれるのだろうか。 トム・レオポルトは物語の最後にリユニフィケーションという締めくくりを用意して、感情が理性によって制御できるかのような幻想を提示した。 しかし、本当にそうだろうか? エンターテイメントとしては許されても、自分にはその幻想が、敢えて暗がりを覗き込むこと忌避した逃げのように思えるのだが。

Posted by ブクログ

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