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長島茂雄
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長島茂雄
¥770
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商品レビュー
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長島さんの生い立ちからプロ野球選手になるまでのお話し。千葉県佐倉市で生まれた長島さんは戦前生まれになり、終戦の頃は小学生か中学生のころ。物語のスタートは米軍の空襲で防空壕に避難するような日々から、戦争が終わり米軍が車で街中を走りはじめて飴だまやチョコレートを子供たちに配っている時代からスタートする。兄に交じって野球をスタートした長島少年は野球に熱中していく。とにかく野球が楽しく楽しくてしかたがなかった長島さんは、高校でもキャプテンを任せられチームを引っ張る存在に。高校卒業時には南海や巨人からも獲得オファーはあったが六大学野球を選択。立教大学に入学し猛練習に打ち込む。大学在学中に父が亡くなってしまうが、死に際に日本一のプロ野球選手になることを誓う。六大学でも圧倒的な努力で結果を残り、巨人軍入団が決まる。 巨人入団後も天覧試合での大活躍。とにかく花のある選手。皆をワッと言わせるカリスマのある選手であった。であった。読後の感想としては好きこそものの上手なれという言葉が浮かんだ。長島さんは純粋に野球が上手くなりたいという気持ちを凄いもってて、努力を努力と思わない姿勢で努力していたような気がする。時代背景が戦後復興時期を重なり、力道山なども登場してくるが、プロ野球興隆期で日本の野球にはスターを必要としていたと思う。そこに長島さんが登場し、人気に火をつけていったと思う。 一つのことに打ち込む人間の素晴らしを感じた。
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