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喪の途上にて 大事故遺族の悲哀の研究
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 1992/01/24 |
JAN | 9784000022873 |
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喪の途上にて
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商品レビュー
4.4
7件のお客様レビュー
心理士として、認知行動療法はクライエントの動機がある程度あることから始まること、なんだかんだ時間の経過とともに意味づけする過程を援助するのが求められてるいるようにかんじた本、、今後心理領域で働く前に読めてよかった!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み終わったあと、しばらく呆然となる。 突然の事故で身内を失う、そらが夫や子どもだったらと考えるだけで、気が変になりそう。 喪の作業、それは100人がいれば、100人の過程が あるだろうし、遺体の完全遺体か、指だけとかほんとに一部しか残されてない場合とでもだいぶ違うようだ。 特に妊娠5ヶ月で夫を(8/12に)亡くした女性のその後は涙なくしては読めなかった。 夢に繰り返し出てきたり、生活していてもこんな時彼だったらなんて言うかなとか、たとえば髪をリボンで結んでいたら夫が見たら”かわいいやんか”ってちょんっとするだろう…とか、すごい愛しあっていたんだろうな。 先日、日航機事故の特集番組があって、その女性らしき人も出ててもうその子も立派な大人の男性に成長してたよ。 再婚もせず、がんばってきはったんやなとその人にかぎらずだけど、幸せを願わずにはいられない。
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是枝和弘×姜尚中両氏の対談で名前が上がったので読んでみた。 突然“遺族”にならざるを得なかった数々の人々の、 辿ったプロセスを丹念に、感情的にならず淡々と描写してあるが故に、 読み手の想像力を揺さぶり、自分だったら、家族だったらと想定せずにはいらず、なんども心を整えながら、少な...
是枝和弘×姜尚中両氏の対談で名前が上がったので読んでみた。 突然“遺族”にならざるを得なかった数々の人々の、 辿ったプロセスを丹念に、感情的にならず淡々と描写してあるが故に、 読み手の想像力を揺さぶり、自分だったら、家族だったらと想定せずにはいらず、なんども心を整えながら、少ない単位で読み終えた。 加害者や仲介業の、人の血が通っていないような言動には慄然とし、 しかしその中でも、真摯な想いで遺族に寄り添う僅かな人には温かみを感じ、人というのは、立場や肩書きでない存在だという、至極当然のことをあらためて感じ入った。 多くの人に読んでもらいたい反面、安易な気持ちでは受け止めきれない重みもある本。 自分だったらどうだろうかと、考えずにはいられない。
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