1,800円以上の注文で送料無料

人生と学問 梅棹忠夫著作集第12巻
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1206-07-00

人生と学問 梅棹忠夫著作集第12巻

梅棹忠夫【著】

追加する に追加する

人生と学問 梅棹忠夫著作集第12巻

定価 ¥6,620

3,520 定価より3,100円(46%)おトク

獲得ポイント32P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1991/12/20
JAN 9784124028621

人生と学問

¥3,520

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/08/01

本書は梅棹忠夫による人生・学問論である。その多くはエッセイや講演録として収録されている。これらの基底にあるものは「目的体系からの離脱」(p.5)という。こうした発言を、今日の大学の研究者は何人できるだろうか。研究には、とかく社会に対する目的・効果が求められ中で、著者の論は時代背景...

本書は梅棹忠夫による人生・学問論である。その多くはエッセイや講演録として収録されている。これらの基底にあるものは「目的体系からの離脱」(p.5)という。こうした発言を、今日の大学の研究者は何人できるだろうか。研究には、とかく社会に対する目的・効果が求められ中で、著者の論は時代背景の違いを特に感じさせる。ただのノスタルジアとして処理するのではなく、本来的な指摘として捉える必要があると思った。また、崇高なもの、聖なるものには「実利的目的がない」(p.40)という言説に救われる読者も多いだろう。科学は神聖な領域に属しているといっているからだ。

Posted by ブクログ