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「甘え」の構造
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 弘文堂/ |
発売年月日 | 1991/11/10 |
JAN | 9784335650789 |
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「甘え」の構造
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商品レビュー
4.3
11件のお客様レビュー
「人間を超える存在」が自由をくれた時、自由が侵害されることはなくなる。 宗教者にとっての神様がそれにあたる。 だから西洋人は「個人の自由」 が身についている。 対象は自分の理想像かつ絶対裏切らない必要があると見た。だから、身近な存在への甘えには限界がある。 何歳であろうが甘えは...
「人間を超える存在」が自由をくれた時、自由が侵害されることはなくなる。 宗教者にとっての神様がそれにあたる。 だから西洋人は「個人の自由」 が身についている。 対象は自分の理想像かつ絶対裏切らない必要があると見た。だから、身近な存在への甘えには限界がある。 何歳であろうが甘えは必要。どんな形であろうがその欲求を充分満たしてる人こそ強い。と感じた。
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日本語の「甘え」という言葉をのぞき穴として、人間の心理に迫った試みです。 著者は、日本語の「甘え」に相当する心理は、けっして日本人だけに特有のものではなく、普遍的に見られるものだとしています。しかし、日本人はその心理に「甘え」ということばを与えることで、それを文化的に公認してき...
日本語の「甘え」という言葉をのぞき穴として、人間の心理に迫った試みです。 著者は、日本語の「甘え」に相当する心理は、けっして日本人だけに特有のものではなく、普遍的に見られるものだとしています。しかし、日本人はその心理に「甘え」ということばを与えることで、それを文化的に公認してきました。そこで著者は、日本語における「甘え」という言葉と、それにまつわるさまざまな感情や社会的関係などを解きほぐすことで、人間心理の深いところにまで解明のメスを進めようとしています。 なお、本書の方法がおよそ学問的な手続きに則っていないという、小谷野敦らの批判もあります。その一方で、上手に甘えることを人間関係に関する「技」としてとらえなおそうとする齋藤孝や、コフートの自己心理学との親近性を指摘する和田秀樹など、多くの論者によって再評価されており、現代の人間心理の解明に有効な手がかりを提供しつづけてもいます。そうした両義的な評価をもつ本書ですが、たいへん平明なことば遣いで書かれていて、一般の読者でもそのエッセンスに触れることのできる内容になっています。
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心理学方面からのアプローチなど網羅的であるが故に、私には難しい一冊だった。 甘えは、甘える本人資質によるものと考えがちだが、これを許す環境にこそ、甘えに実体を持たせるという仕組みが学べた。 一方で甘えを全く許さないという環境は不自然。環境づくりという観点を一緒に考えてくれたと...
心理学方面からのアプローチなど網羅的であるが故に、私には難しい一冊だった。 甘えは、甘える本人資質によるものと考えがちだが、これを許す環境にこそ、甘えに実体を持たせるという仕組みが学べた。 一方で甘えを全く許さないという環境は不自然。環境づくりという観点を一緒に考えてくれたと感じた。
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