ストラディヴァリウス ある名器の一生

トマスマロッコ【著】, 金沢正剛, 山田久美子【共訳】

• 販売会社／発売会社: 音楽之友社/
• 発売年月日: 1992/01/10
• JAN: 9784276124561

商品レビュー

2011/11/05

ストラディバリウス自身が語る、名器の一生の物語。

ヴィヴァルディ、タルティーニ、パガニーニ、イザイ等、大してクラシックに詳しくない私でも知ってる著名な音楽家も登場して、非常に面白かった。

ヴァイオリン弾きの人はもちろん、そうでない人にとっても面白い小説だと思う。

2008/07/17

面白かった。
名器の歴史というものは、意外な繋がりがあるものだ。
ヴィヴァルディとパガニーニなんて繋がらないでしょ。普通、、

まさか、盗難されてヘロインまでつめられるなんて予想も出来ない。

名器というものは波乱に満ちた人生を送ってることが良く分かった。

1,生い立ち
2,知性派タルティーニとロマンチスト,ヴィオッティ
3,トラファルガル海戦
4,私の偽者
5,パガニーニとの出会い
6,英国での勝利
7,間奏曲＜ガイオーネ荘とベルリオーズ＞
8,シュポーアとエルンスト
9,カイロの誘惑
10,ナポリのヴィヨーム
11,新世界で
12,地震
13,屋根裏のストラディヴァリウス
14,本物か偽者か
15,偽者が売れた
16,ソロモンの判決
17,ヘロインを運ぶ
18,室内楽の楽しみ
19,素晴らしきフィリッツ・クライスラー
20,ローマの出来事
21,赤いダイヤモンド
22,難破
23,オークション

持ち主＜ロード･ネルソン＞
アントニオ･ヴィヴァルディ
タルティーニ
ヴィオッティ
ウィリアム･チャールズ
パガニーニ
テレジーナ
ウジェーヌ･イザイ

2007/09/02

ヴァイオリンの視点で綴られる物語。
パガニーニとの出会い、別れを中心に約３００年近い年月の音楽家、演奏家たちとの出会いやエピソードを堪能できる。