1,800円以上の注文で送料無料

快適都市の創造 21世紀のリバブルプレイスを求めて
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

快適都市の創造 21世紀のリバブルプレイスを求めて

井崎義治【著】

追加する に追加する

快適都市の創造 21世紀のリバブルプレイスを求めて

定価 ¥2,990

550 定価より2,440円(81%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ぎょうせい/
発売年月日 1991/04/20
JAN 9784324025871

快適都市の創造

¥550

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2023/01/27

流山市長である井崎義治氏が、30年前に北米の16都市を調査し、まとめた本。現在の活躍の基礎は、この調査から得られた知識が大きいものと思う。調査結果は、現在の状況とは異なるが、著者の研究スタイルを理解できた。 「本書は、米国各地で交通計画・地域計画に8年間携わった筆者が、数か月に...

流山市長である井崎義治氏が、30年前に北米の16都市を調査し、まとめた本。現在の活躍の基礎は、この調査から得られた知識が大きいものと思う。調査結果は、現在の状況とは異なるが、著者の研究スタイルを理解できた。 「本書は、米国各地で交通計画・地域計画に8年間携わった筆者が、数か月にわたるアメリカ、カナダの現地でのヒアリングをもとに、日本でいまだ紹介されていない都市開発プロジェクトや街づくりコンセプトを中心に、まとめたものである」(推薦の辞) 「アメリカの教育費は、教育区ごとにその学校区にある不動産の評価額に対して徴収されるため、荒廃したり低所得者用住宅の多い教育区の教育予算額と高級住宅街にある教育区のそれとでは、低所得者ほど世帯当たりの学童数が多くなる傾向とも相まって、学童1人当たりの教育予算に雲泥の差が生じる」p6 「(デトロイト)黒人による暴力闘争の激しさや白人の郊外流出・都心部経済の空洞化の度合い、およびそれらの現象が生き起こした急激な社会構造・都市構造の変化に伴う諸問題の深刻さにおいて、デトロイトは今なお全米で最悪の都市と見なされている」p24 「(ピッツバーグ)19世紀末からピッツバーグ周辺で産出される鉄鉱石や石炭を利用した製鉄の街が形成され、20世紀初頭から1960年代まで、ピッツバーグは鉄の街としてその名をアメリカはもとより全世界に轟かせていた」p43 「ピッツバーグ中心部の街並みについては、日影制限の関係で川岸空間に高層建築物が建設されていく東京と全く対象的な都市構造を目指しており、その結果は全米最高のリバブル・シティにふさわしい美しいものとなっている(川岸に行くほど低層になっている)」p49 「(ボストン)現在では悪名高い「スラム街つぶし」を1958年から開始、都心に隣接する西部地区の建物を取り壊して、およそ30万m2の空き地を創出した。貧困層の白人は市北部へ、黒人は市南部へ集中移動したため、人種間・地域間による差別が固定化し、ボストン市は今なお少数民族への暴力事件が多いことで知られている」p58

Posted by ブクログ

関連ワードから探す