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意識と本質 精神的東洋を索めて 岩波文庫
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意識と本質 精神的東洋を索めて 岩波文庫

井筒俊彦【著】

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意識と本質 精神的東洋を索めて 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1991/08/10
JAN 9784003318522

意識と本質

¥550

商品レビュー

4.3

29件のお客様レビュー

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2010/05/28

井筒氏の主著。本書を…

井筒氏の主著。本書を読んでいると井筒氏の博学が分かる。イスラーム研究や西洋の哲学を下敷きに東洋の思想について井筒氏の哲学を主柱に論じている。彼のような東洋思想の理解、意識の理解が良いかどうかは別としても、東洋の文化圏に住む者としては、是非とも読んでおきたい一冊である。

文庫OFF

2024/11/21

井筒俊彦の文章が初めてわかりやすく感じて、何が書いてあるのか朧げに浮かび上がってきた。 若松英輔が新聞の文芸欄で井筒の偉業を解説して、柳田國男や折口信夫の巫女や神話の話、言語のもつ霊性、アラヤ識、大乗仏教や空海、禅や無の思想などのことを書いていたのが印象に残っていた。自分の読書...

井筒俊彦の文章が初めてわかりやすく感じて、何が書いてあるのか朧げに浮かび上がってきた。 若松英輔が新聞の文芸欄で井筒の偉業を解説して、柳田國男や折口信夫の巫女や神話の話、言語のもつ霊性、アラヤ識、大乗仏教や空海、禅や無の思想などのことを書いていたのが印象に残っていた。自分の読書体験のなかでも井筒の東洋哲学や思想がいろいろなところで目につき気になって仕方がなかった。そうした経緯で彼の著書『イスラーム思想史』が重要な必読書となっていた。しかし哲学と宗教の専門用語と彼一流の深い表現についていけず何度となく途中で読むのを諦めた。彼の思想は難しくて自分には理解するのは無理だと思い込んでいた。 なのに、古本屋で彼のこの本を見つけ思わず手に取った。潜在的な知りたい思いが相手を呼び込んだような気がする。 結果、この本を読んでもっと難しい専門用語の羅列にもかかわらず、今までの彼の本の難解さが嘘であったかのように内容が理解できた。読んでいて驚きとともに気持ちよく何ともいえない喜びすら感じた。 井筒俊彦は人間存在の本質を宇宙生命の根源にまで突き詰めて解明しようとする。哲学や宗教、言語学や認識論、人類学や社会学などあらゆる知を総動員する作業だ。彼は人間が生きて学ぶ目的とそのための課題と方法を示唆する。 それは自分の濫読による知識の混然への啓示のようであり読書本来の目標や方法が示された気がする。真理への道筋を感受することはこれ程力を呼び起こすということを初めて知った。 読みながら、力が湧いてくる経験をした。 入り口に立てた気がする。

Posted by ブクログ

2024/08/30

とりあえず、読んでみたで終わる 残念ながらほとんど理解できず、井筒さんの世界観や考え方を勉強してから再チャレンジしてみる

Posted by ブクログ

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