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チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代 中公文庫
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チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代 中公文庫

中村紘子【著】

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チャイコフスキー・コンクール ピアニストが聴く現代 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1991/11/10
JAN 9784122018587

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商品レビュー

3.7

18件のお客様レビュー

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2022/05/29

2021年に読んでも面白い。読めば、1991年発行の本書が、30年を経ても廃刊にならず、現役で発行し続けられている理由がわかる。 内容もさることながら、文章もうまい。本当に面白い本の条件は、何を書くか(素材)と、どの様に書くか(表現力)の双方が優れたものであるが、本書はこの条件...

2021年に読んでも面白い。読めば、1991年発行の本書が、30年を経ても廃刊にならず、現役で発行し続けられている理由がわかる。 内容もさることながら、文章もうまい。本当に面白い本の条件は、何を書くか(素材)と、どの様に書くか(表現力)の双方が優れたものであるが、本書はこの条件を満たしている。 内容は、チャイコフスキー・コンクールの内幕もの。ただ、コンクールを時系列に沿って淡々と描くのではなく、著者の感じたことを織り交ぜながら、読み物として面白くなるように組み立て直されている。 舞台の裏側を垣間見るような楽しさ、思わず笑ってしまう様なユーモアあふれる描写、音楽業界の問題を投げかける鋭い視点など、変化に富み飽きさせない。 全くクラシック音楽に触れたことがないような人では、ひょっとしたら、固有名詞がわからず面白さは半減してしまうかもしれない。しかし、クラシック音楽好きなら読んで損はない。音楽家が書いた本の中では、トップクラスに入る面白さだろう。 黒い表紙の新潮文庫版は、今は廃刊になっているようだが、そちらには、本書(中公文庫)の解説で吉田秀和氏が言及している「ピアニストが聴くペレストロイカ」が追加で収録されている。どちらか一冊選ぶなら吉田秀和氏の解説が素晴らしい本書(中公文庫)の方がお勧めだが、好事家は新潮文庫版もチェックしてみてはいかがだろうか。

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2022/03/26

図書館本 中村紘子さんのエッセイ。 西洋音楽への憧れが日本の音楽のベースにあったのだなあ。 モスクワ音楽院を頂点とするソヴィエトの音楽教育システムは、たとえていうならば、我が国の相撲部屋のようである。 いつの時代にもその折々のスターである横綱が出るようになっていて、引退すれ...

図書館本 中村紘子さんのエッセイ。 西洋音楽への憧れが日本の音楽のベースにあったのだなあ。 モスクワ音楽院を頂点とするソヴィエトの音楽教育システムは、たとえていうならば、我が国の相撲部屋のようである。 いつの時代にもその折々のスターである横綱が出るようになっていて、引退すれば部屋を設立して親方となり、全国から優れた横綱を育成する 本文より。 芸術を大切にする歴史あるロシアなら、その芸術を生み出す人もまた大切にする意識も根付いているはずで、ならば生命の大切さも言わずもがなと理解しており当然。 生命を重んじ、音楽を、芸術を、スポーツを通して感動を伝える国であってほしい。 なんて関係のないことを考えた。

Posted by ブクログ

2021/03/13

著者はかつて日本を代表する女流ピアニストとして活躍されていた方で、各種の国際コンクールで審査員を勤めておられた方でもある。表題は現在も定期的に開かれている国際コンクールのこと。架空のピアノコンクールを描いた某小説が、あまりにも酷い内容で面白くなかったので、口直しに「実録」である本...

著者はかつて日本を代表する女流ピアニストとして活躍されていた方で、各種の国際コンクールで審査員を勤めておられた方でもある。表題は現在も定期的に開かれている国際コンクールのこと。架空のピアノコンクールを描いた某小説が、あまりにも酷い内容で面白くなかったので、口直しに「実録」である本書を読んでみた。審査員目線だからこそ書ける面白いエピソード満載で、とても楽しく読めた。まさに事実は小説より奇なりである。

Posted by ブクログ

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