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ぼくたちの近代史 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 1992/01/10 |
| JAN | 9784309403311 |
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ぼくたちの近代史
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ぼくたちの近代史
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商品レビュー
3.6
5件のお客様レビュー
1987年11月15日、池袋コミュニティカレッジで、「ぼくたちの近代史」と題して橋本治のトークが開催された(フィクサーは保坂和志)。なんと、午後2時から9時まで喋りっぱなし。3部から構成されていて、その都度衣装替えをした。ちなみに、第2部は、YOSHIYUKI KONISHIのド...
1987年11月15日、池袋コミュニティカレッジで、「ぼくたちの近代史」と題して橋本治のトークが開催された(フィクサーは保坂和志)。なんと、午後2時から9時まで喋りっぱなし。3部から構成されていて、その都度衣装替えをした。ちなみに、第2部は、YOSHIYUKI KONISHIのド派手なスパンコールジャケットで登場した。 「ぼくたち」とは、広くは団塊の世代、「近代史」とは、その青春の混乱(全共闘や学生紛争)の時代を指す。第1部と第2部では、その混乱のなかで(あるいはその傍で)橋本治がなにを思いなにを考えたかを喋りまくる。 第3部で喋っているのは、子ども時代のこと。原っぱでは、自然発生的に遊びが生まれ、その遊びのルールは自分たちで臨機応変に決めていた。橋本治にとって「一番幸福だった時代」。しかし成長とともに、仲間たちは去っていった。ずっとずっと遊んでいたかったのに。 本書『ぼくたちの近代史』は、喋ったそのまんまのトランスクリプト。その時の橋本治がすぐそばにいるようだ。 (p.s. 2021年、橋本治追悼の1冊として、河出新書から『「原っぱ」という社会がほしい』が出た。そこには、本書第3部「原っぱの原理」が収められている。)
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高校生の頃に読んだ一冊。 twitterの「#あなたの本棚のこいのぼり」の本を探しているときに、偶然本棚から出て来て懐かしい再会を果たした。ブクログには上げてなかったので、上げておこう。登録600冊目が橋本治の本というのは良い感じ。 内容を殆ど覚えていないので、星3つ。
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本書のタイトルになっている「近代史」とは、著者自身のことばでいうと「ここ二十年ばかりの話」であり、本書のもとになっている講演がおこなわれたのが1987年なので、1967年以降の話題があつかわれていることになります。そして、本書で最初にとりあげられているのは、全共闘とはなんだったの...
本書のタイトルになっている「近代史」とは、著者自身のことばでいうと「ここ二十年ばかりの話」であり、本書のもとになっている講演がおこなわれたのが1987年なので、1967年以降の話題があつかわれていることになります。そして、本書で最初にとりあげられているのは、全共闘とはなんだったのかというテーマです。 著者は、ノン・セクト・ラジカルであった全共闘は理論によってできたセクトではなかったがゆえに、「大人は判ってくれない」ということを理論化するほかなく、しかもそうしたスタート・ラインに立ちもどることなく難解なことばのコラージュによって理論を形成したと断じます。そのうえで、だからこそ「分かる人にしか分からない」「分かる人には分かる」というかたちで運動がひろまったのだといいます。そして、彼らの難解な理論的言説は「キチンと書けば分かってくれる」という発想にもとづいていたことが指摘され、自己完結的なしかたで他者を理解しようとすることにひそむ甘えを鋭く突いています。 つづいて著者は、昭和天皇やイエス・キリスト、ヒトラーの例を引きつつ、リーダーを求める心性についての分析をおこない、現代という時代は「リーダーはもう来ない」のであり、既成観念に寄りかかって生きることはもはやできなくなったと主張します。そして、著者の少年時代の体験談が語られ、大人たちにとってはなんの意味ももたない「原っぱ」で、子どもたちが関係性を創発的につくりだしていったことを振り返るとともに、そのような関係性を構築していくやりかたが論じられています。 なお本書のもとになった講演は、『恋愛論』を同様に保坂和志の企画によるものです。著者の少年・青年時代のエピソードを通じて著者独自の他者論が展開されており、その中心的な思想は『恋愛論』と通じるものだといえるでしょう。
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