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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | ポプラ社 |
発売年月日 | 1991/08/01 |
JAN | 9784591038857 |
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
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子供ながらに 先生の気持ちを把握する機会をもらえました。 この作品、物語の面白さよりも 発刊当時に読んだときの思い出を思い出します。 自分で買ったわけではなく、図書館で借りたわけではなく 友達から借りて読んだ本です、 その子には私が持っていた本を貸しました。 小学生の頃の思い出。 私にとっては、初めて貸し借りをした本です。
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自分が小学校の教員なこともあり、終盤の宅和先生と新谷さんが焼酎を飲みながら交わすなかでの宅和先生の言葉に心打たれた。 新谷さんが先生に言う。 「子供の自主性を尊重する。つまり、やりたい放題させる。暴力を肯定しようが、人間どうしの信頼をやぶろうが、おかまいなしなわけだ。」 この...
自分が小学校の教員なこともあり、終盤の宅和先生と新谷さんが焼酎を飲みながら交わすなかでの宅和先生の言葉に心打たれた。 新谷さんが先生に言う。 「子供の自主性を尊重する。つまり、やりたい放題させる。暴力を肯定しようが、人間どうしの信頼をやぶろうが、おかまいなしなわけだ。」 この言葉に宅和先生が返す。 「演じるドラマが暴力的だからといって、子どもたちが暴力を肯定しているとは思えません。事実、彼らは何度も話し合い、それぞれが自分の知恵を出して劇を成功させたんです。(略)あなたは、教師の指導力といわれたが、わたしも大人として子どもに対する時は、かなりきびしくやっておるつもりです。しかしそれは、あくまでかいぞえにすぎん。子どもは、教師の力で成長するわけじゃない。じふん自身の生きる力なんです。よろしいか。子どもは、いきものなんですぞ。人形じゃあない。わしは、30年間、小学校で子どもを見てきたが、わしの力で子どもが成長したとは、これっぱかりも思っておりません。子どもらは、自分の内なる力で成長しておるんです。この力を、じゅうぶん発揮できるように配慮してやるのが、わしの役目です。(略)」 30年のキャリアを持ちながら、周りへの見栄えではなく、子どもが自分たちの力でやりとげようとする力を信じる宅和先生の信念に感服する。そして、「30年間、わしの力で子どもが成長したとは、これっぱかりも思っていません。」と言い切れる先生の教師としてのあり方に痺れる。 自分はどうか…親の目、先輩の先生たちの言葉、周りのクラスとの差を気にして自分のクラスの子どもたちのことを取り繕おうとしてはいないか。そんなくだらない小さな世間を気にして、子どもの成長を1番に考えられていないのではないか。子どもの力を信じられていないのではないか。 本編では、子どもの力をまざまざと見せつけられた。今の自分が、子どもの成長を1番に、子どもを信じて教員やれているかどうか、ふりかえるためにも、手元に置いて数年後にまた読み返したい1冊になった。
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結構複雑な問題を扱ってるのよね。 童話作家さんはなぜ売れないのかって? 現実の子供に方向が向いていないから。 理想の子供は否定しないものね… それと現代の問題ここに出てきているのよね。 何でもかんでも規制するのは簡単。 だけれどもさ、ちゃんと教えてあげるのは親よ? なんかはき違えてないかな。 この時代でもこういうのが出てくるのって… 親になりたいとは本当思わなくなったね。
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