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セルバンテスまたは読みの批判 叢書 アンデスの風

カルロスフェンテス【著】, 牛島信明【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 水声社/
発売年月日 1991/11/20
JAN 9784891762629

セルバンテスまたは読みの批判

¥1,045

商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2010/07/27

[ 内容 ] 現代メキシコ最大の小説家が、近代的な意味における「小説」そのものの創始者にしてその変革者セルバンテスを、その時代的文脈において、そしてとりわけジョイスを初めとする現代の文化的冒険との関連において論じるとともに、読むこと=書くことの根源的な批判を企図した。 極めて今日...

[ 内容 ] 現代メキシコ最大の小説家が、近代的な意味における「小説」そのものの創始者にしてその変革者セルバンテスを、その時代的文脈において、そしてとりわけジョイスを初めとする現代の文化的冒険との関連において論じるとともに、読むこと=書くことの根源的な批判を企図した。 極めて今日的なセルバンテス論の白眉。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

2010/07/25

(評論)セルバンテスを、その時代的文脈において、そしてとりわけジョイスを初めとする現代の文学的冒険との関連において論じるとともに、根源的な批判を企図した、今日的セルバンテス論。

Posted by ブクログ

2009/08/20

セルバンテス論、または文学の進化論。 文学に関する評論は殆ど読んだことなかったが、この上なく刺激的な本だった。 セルバンテスのかの有名な『ドン・キホーテ』、個人的には小説としては一切魅力を感じなかったのだが、文学史上非常に大きな役割を果たしたということだけは漠然と知っていた。 ...

セルバンテス論、または文学の進化論。 文学に関する評論は殆ど読んだことなかったが、この上なく刺激的な本だった。 セルバンテスのかの有名な『ドン・キホーテ』、個人的には小説としては一切魅力を感じなかったのだが、文学史上非常に大きな役割を果たしたということだけは漠然と知っていた。 そして本書を読んでその答えが明らかになった。 セルバンテスはそれまでの作家と何が違ったのか。 セルバンテスは「小説」を生み出しただけでなく、世界の認識の仕方まで変えてしまった。 そしてその背景として、ヨーロッパの、スペインの歴史は切っても切り離せない。歴史的背景と芸術の変貌との関連を説いた書としても非常に興味深い。 本書は実に多様な素材から、実に鋭く論を展開していくので、うっかりするとあっさり著者の思考から置き去りにされてしまう。 もちろん自分も全てを理解できたとは言わないが、このような読み応えある本を読めたこと自体にも価値がある。

Posted by ブクログ

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