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生きるかなしみ こころの本

山田太一【編】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1991/03/30
JAN 9784480842183

生きるかなしみ

¥825

商品レビュー

4

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2023/02/07

人の存在のかなしさから知るべきこと

多くの日本人が何より目を向けるべきは人間のはかなさ、無力を知ることという視点から編まれたアンソロジー。15作品のうち、杉山龍丸著「ふたつの悲しみ」には、特に心を揺す振られる。終戦直後の兵士復員事務所で勤務していた著者の経験談である。息子の戦死を告げられ、一人壁に向かって隠れるよう...

多くの日本人が何より目を向けるべきは人間のはかなさ、無力を知ることという視点から編まれたアンソロジー。15作品のうち、杉山龍丸著「ふたつの悲しみ」には、特に心を揺す振られる。終戦直後の兵士復員事務所で勤務していた著者の経験談である。息子の戦死を告げられ、一人壁に向かって隠れるように落涙する立派な服装をした紳士。病気の祖父母からの言付けを守り、涙を必死にこらえながら父親の戦死の状況を紙に書いてもらう、2人の妹を抱える幼い少女。戦死者遺族に相対する著者らの心情にも胸に迫るものがあるが、何より件の二人は戦後を無事生き抜いて心の平安を手にすることができたのであろうか。

fugyogyo

2006/05/11

私たちの目の前に広がる無限の可能性。 それをただ只管追い求めることで 果たして本当に幸せに辿り着けるのだろうか? 可能性を追い求めることに躍起になりすぎて 本来の目的を見失っていまいか?

Posted by ブクログ