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客家 中国の内なる異邦人 講談社現代新書1057
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1991/06/20 |
JAN | 9784061490574 |
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客家
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
客家、それは黄河流域…
客家、それは黄河流域から南方に移住した人達の総称。独自の文化と、固い結束を誇る彼らの歴史や文化、ネットワーク、そして鄧小平という実例・・・。コミュニティーとか文化(それも儒教よりは、より大衆的なレベルのもの)といった視点から見た中国、というのはなかなか面白いですね。現在進行形の事...
客家、それは黄河流域から南方に移住した人達の総称。独自の文化と、固い結束を誇る彼らの歴史や文化、ネットワーク、そして鄧小平という実例・・・。コミュニティーとか文化(それも儒教よりは、より大衆的なレベルのもの)といった視点から見た中国、というのはなかなか面白いですね。現在進行形の事柄を扱っているのも長所。ただ、そういう本の例に漏れず、1991年発行なので、尻切れトンボに思えますが、それはまあ、しょうがない。時事問題の常です。そこは自分で調べましょう。
文庫OFF
面白かった。 中国のひとつの分野を深く掘り下げたものは実はあまり読んだことがないので、非常にためになった。 義に厚い客家人。 そういえば、前職でいつも助けてくれた同僚は客家人だったなぁ。
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今まで読んだ客家関連の本のなかで一番良かった。発行は1991年と古いが、客家の歴史、文化、言語、ネットワークである「辦」、主要な政治家、著名な華人経営者などが綺麗にコンパクトにまとまっている。80年代後半の広東省長のリベラルな経済政策も紹介されており、本書出版後の歴史的大事件、鄧...
今まで読んだ客家関連の本のなかで一番良かった。発行は1991年と古いが、客家の歴史、文化、言語、ネットワークである「辦」、主要な政治家、著名な華人経営者などが綺麗にコンパクトにまとまっている。80年代後半の広東省長のリベラルな経済政策も紹介されており、本書出版後の歴史的大事件、鄧小平の南巡講話の伏線にもなっている。鄧小平・李鵬を改革開放反対派と書いたまま終わったことは、その後の江沢民時代の改革開放路線への舵切りを予想しきれていないが、その点が余計に当時の中国史のダイナミズムを伝えてくれる。1777年に世界初の共和国「蘭芳公司」が、カリマンタン島で客家によって築かれいたとの紹介には感謝。世界各国の華人・客家の様子も書かれている。
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