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合気道修行 対すれば相和す
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 竹内書店新社 |
発売年月日 | 1997/05/06 |
JAN | 9784803500424 |
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合気道修行
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商品レビュー
4.2
6件のお客様レビュー
異動するときに職場の後輩からもらった本。私は塩田剛三が嫌いだったが、この本を読んで彼への私の嫌悪にも似た印象が160度ぐらい変わった(180度じゃないよ)。
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・肉体も力も超越したところには、最後に何があるかというと、精神の力。肉体は齢をとると衰えていくが、精神の力は衰えることがない。死ぬまで強くなる。 ・相手の状態の変化に応じて、こちらの身体の動きも、その場に最もふさわしく変化していくのが本当。ひとつの出来事はその一瞬にしか存在しな...
・肉体も力も超越したところには、最後に何があるかというと、精神の力。肉体は齢をとると衰えていくが、精神の力は衰えることがない。死ぬまで強くなる。 ・相手の状態の変化に応じて、こちらの身体の動きも、その場に最もふさわしく変化していくのが本当。ひとつの出来事はその一瞬にしか存在しない。まったく同じことは二度と起こらない。その一瞬一瞬をつかまえて最もふさわしい対処をすれば、すべてはうまくいく。前がこうだったから次もそうしようというのではなく、そういうこだわりを一度すべて忘れ、まったく新しい状況に対処するつもりで技に取り組めという意味こそ「覚えて忘れろ」。手順ではなく、一瞬をつかまえる感覚を身につけていけ。 ・若いうちは、とにかく肉体を徹底的にいじめてみること。そうした中から、自分というものがわかってくるし、精神的な強さが身についてくる。そして齢をとっていくうちに。次第に力がある抜けていく。そうなったとき初めて、筋力に頼らない呼吸力というものの効果を実感することができる。 ・武道の考え方とは、日々最善の状態でいられることが武道。この日は備えがあったから力を出せたが、この日は備えがなかったので力を出せなかったというのではダメ。だからといって、出ない力を無理に出そうとすれば無理が生じる。出なければ出ないなりに、よい結果をもたらすように持っていく。最善とはそういうこと。いついかなる場合に臨んでも、自己の持てる最高のものを無理なく発揮できなければ、実生活には通用しない。その場その場において最善であることが修行。ですから、合気道の修行に終わりはなく、一生涯、向上心を持ち続けることができる。 ・合気道の素晴らしい技を修練することによって、その深遠なる和の理合を心身に宿し、身をもって和合を実践することこそが21世紀に向けての合気道の役割。合気道の修練を通じて、人と人との心の和が広がることが願い。世界中の人たちが合気道を学び、その理合を知るならば、世界のあらゆる争い事は、解決できるのではないか。
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合気道をもう一度やり直したいなと思っていたところに見かけた本書。 文字が大きく語り掛けるような文章でスラスラ読める上に、塩田先生や植芝先生の武勇伝的エピソードがまるで漫画のようで、ミーハー心も大いにくすぐられる素敵な一冊。 試合もなく型だけを繰り返して何かになるのか、両方で示し合...
合気道をもう一度やり直したいなと思っていたところに見かけた本書。 文字が大きく語り掛けるような文章でスラスラ読める上に、塩田先生や植芝先生の武勇伝的エピソードがまるで漫画のようで、ミーハー心も大いにくすぐられる素敵な一冊。 試合もなく型だけを繰り返して何かになるのか、両方で示し合わせるからこんなに飛ばされるのではないか、などなど合気道への疑問に答えてくれる上にその奥まで導いてくれる素晴らしい内容でした。 自己流で掴んだコツがいくつか正解だったみたいで嬉しかった反面、凡人は良指導者がいないと限界があることも痛感。
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