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生と死の様式 脳死時代を迎える日本人の死生観
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生と死の様式 脳死時代を迎える日本人の死生観

多田富雄, 河合隼雄【編】

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生と死の様式 脳死時代を迎える日本人の死生観

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 誠信書房/
発売年月日 1991/08/30
JAN 9784414803068

生と死の様式

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2021/02/17

いろんな人のオムニバス本、河合さんの「日本人の死生観」の章は13ページしかない、私が、13ページの中で参考になった言葉は「キリスト教圏では周知のように自殺は罪なので、自殺の頻度は日本に比して非常に少ない」という話。へーそうなんだと感心した。 もうひとつ感心した文章は「日本人の宗教...

いろんな人のオムニバス本、河合さんの「日本人の死生観」の章は13ページしかない、私が、13ページの中で参考になった言葉は「キリスト教圏では周知のように自殺は罪なので、自殺の頻度は日本に比して非常に少ない」という話。へーそうなんだと感心した。 もうひとつ感心した文章は「日本人の宗教性の有無が論じられる時、特定の宗教を信じる人が少ないという意味で、その無宗教性が指摘されたりするが、半意識的な支えの効果の方に目を向けると、宗教的な支えが日本人には強く作用しているとも言えるのである」というもの。なるほどなるほど。 この本とは違うが、先週見た100分で名著の「黒い皮膚・白い仮面」で小野正嗣さんが言っていたが、「日本人しかわからない、日本人特有の」とかは、ほんとか?っていう話、日本人より日本人的な考えの黒人とかを拒否することがイコール日本人らしさになって二項対立になっていないか?日本人自体が意識せずしてポピュリストになってないか?日本人らしさ、日本人だから、とい言葉に逃げてないか? 江戸時代に黒人奴隷がいっぱい日本に来ていたら、今、日本人より日本人らしい黒人がいっぱいいたと思う。 そういう状況は私には、なんとも受け入れ難い。(しかし、アメリカはそうなってる) 河合さんの言う古事記からの「日本人」の血統、それが日本人らしさだと思っていたの私の日本人の定義が揺らいでいる。というか、河合的な昭和な日本人観を変えねばいけない状況になってきているように思う。

Posted by ブクログ

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