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黒い娘、白い娘 ハヤカワ・ミステリ1571
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 1991/06/30 |
JAN | 9784150015718 |
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黒い娘、白い娘
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黒い娘、白い娘
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商品レビュー
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モイーズが描く、サス…
モイーズが描く、サスペンス要素の強い作品。最後まで緊張感が途切れることがありません。
文庫OFF
イギリスの作家パトリシア・モイーズの長篇ミステリ作品『黒い娘、白い娘(原題:Black Girl, White Girl)』を読みました。 『死の会議録』、『殺人ア・ラ・モード』、『死への夜行フェリー』に続き、パトリシア・モイーズの作品です。 -----story-------...
イギリスの作家パトリシア・モイーズの長篇ミステリ作品『黒い娘、白い娘(原題:Black Girl, White Girl)』を読みました。 『死の会議録』、『殺人ア・ラ・モード』、『死への夜行フェリー』に続き、パトリシア・モイーズの作品です。 -----story------------- クリスマス・イブの夜、ヘンリ・ティベット主任警視の家に意外な人物から電話がかかった。 今年で90歳近くになる旧友のルーシーだ。 今ではカリブで悠々自適の生活をしているはずのその彼女が、なぜかわざわざロンドンにきているという。 ヘンリは食事に招いて話を聞くことにした。 ルーシーの話に、ヘンリは眉をひそめた。 実は彼女の住む島タンピカがコカイン密輸の中継点になっており、島の首相や警視総監までもが一枚かんでいるらしいというのだ。 ルーシーは名誉総督から密命を帯びて秘密捜査を頼みにきたのだった。 ヘンリは妻のエミーとともに南の国に飛んだ。 だが二人の到着早々、麻薬密輸の首謀者と目されていた男が突然謎の事故死をとげた。 ヘンリは身分を偽って陰謀のただなかへと潜入していくが…。 暖かい語り口と全篇に溢れるサスペンス―英国ミステリの女王モイーズが久しぶりに贈るファン待望の最新作。 ----------------------- 1989年(平成元年)に刊行された、ロンドン警視庁(スコットランド・ヤード)のヘンリ・ティベット警部とその妻エミーが活躍するヘンリ・ティベット警部シリーズの第18作にあたる作品です……小口と天・地が黄色に染めてある、懐かしく、心ときめく装丁のハヤカワポケミス(ハヤカワ・ミステリ、HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOK)版で読みました。 ヘンリ・ティベット主任警視の家に旧友のルーシーから突然電話がかかる……彼女の住むカリブの島タンピカがコカイン密輸の中継点になっており、島の首相や警視総監までが一枚かんでいるらしいと言うのだ、、、 ヘンリは妻エミーを連れて、実業家に扮して陰謀のただ中へと潜入し秘密捜査に乗り出したが……『死は海風に乗って』、『ココナッツ殺人』、『死の天使』に続くカリブ・シリーズの第4作。 カリブの島タンピカで起こった麻薬密輸と殺人事件をヘンリ・ティベット警部とその妻エミーが捜査する物語……カリブ・シリーズの作品は初めて読んだのですが、このシリーズは謎解き要素よりもスリラー的要素が強く冒険小説に近い感じのようですね、、、 政府の要人が麻薬の取り引きに関与しており、アメリカ麻薬取締局(DEA)も捜査に絡んできて、味方と思った人物が敵になったり、敵と思った人物が味方になったり、90歳に近い老女ルーシーが失踪したり、エミーが軟禁されたり……と、複雑な陰謀や意外な真相等の多くのパーツを組み込まれた、最初から最後まで愉しめる作品に仕上がっていました。 リゾート感溢れる、南の島国の描写や、様々な人間関係(肉親関係)が明らかになる終盤の展開が印象的でしたね、、、 本作品でパトリシア・モイーズの作品の在庫がなくなりました……古書店でも、なかなか扱ってないんですよねー 他の作品も読んでみたいんですけどね、残念。
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