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藤原新也の動物記 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 1991/05/25 |
JAN | 9784101220123 |
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藤原新也の動物記
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藤原新也の動物記
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
藤原作品の中では、気…
藤原作品の中では、気持ち的にゆったり読めます(「東京漂流」や「乳の海」はじっくり考えながら読む作品)。それでも、作者との無言の対話を十分に楽しめると思います。
文庫OFF
動物っていうのは自分たちもその類なんだろうけどもっと労わってもっと敬ってもっと大切にしてあげないと。それはペットという意味からちょっと離れて考えるという意味のこと。動物を神聖なものとして崇めている国もある。そういう歴史を経て動物は今も現在に生きている。強烈な記述があったのでこれは...
動物っていうのは自分たちもその類なんだろうけどもっと労わってもっと敬ってもっと大切にしてあげないと。それはペットという意味からちょっと離れて考えるという意味のこと。動物を神聖なものとして崇めている国もある。そういう歴史を経て動物は今も現在に生きている。強烈な記述があったのでこれは書かないと。印度の野犬。まだ当時青年であった著者が広野で糞をした。その糞を野犬はむさぼり食う。食われた。のか食ってくれた。のか食物連鎖の衝撃。糞がその場で処理された時の心情を著者は「変わった種類の怒り」と記した。ボクはときどき釣りをする。穴子丼はときどき食べるが。初めてアナゴを釣ったときはそのミテクレに思わず海に投げ返そうかとまよったが。持ち帰ってさばいて食った。その穴子丼は「変わった種類の丼」と言えなくもなかった。自分で獲物をとって自分で調理して自分でそれを食えば何かが理解できる。先日、上司が食を巡っての談話中。「昔はな。ウサギだって食った。」と衝撃的な発言をされた。一瞬、めまいが。したが。兎おいし かの山♪小鮒釣りし かの川♪動物記は奥深いものだと。。
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