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図書館サービスの評価

F.W.ランカスター【著】, 中村倫子, 三輪真木子【共訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 丸善/
発売年月日 1991/09/30
JAN 9784621036402

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2012/04/25

2012 4/25蔵書評価の部分読了、質問応答以降はパワー・ブラウジング。借りて読んだ。 図書館情報学における古典的かつ基本文献なのにそういえば読んでなかったな、と思い読みたかった本。 なんでもっと早く手に取らなかったんだ、って思うくらい、図書館業務(蔵書や質問応答等)の評価の方...

2012 4/25蔵書評価の部分読了、質問応答以降はパワー・ブラウジング。借りて読んだ。 図書館情報学における古典的かつ基本文献なのにそういえば読んでなかったな、と思い読みたかった本。 なんでもっと早く手に取らなかったんだ、って思うくらい、図書館業務(蔵書や質問応答等)の評価の方法、それも「~という点に気をつけて・・・」とかでなく「これこれこういう方法がありこういうことはわかっているがこういう問題も指摘されていて・・・」と次々紹介していく。 なんてありがたい本なんだこれは。 これからしばしば再読することになりそう+あらためて引用されている古典的論文を自分も読み返したりするかも。 以下、気になった部分のメモ: 1.序論 ・評価とは入力、出力、成果の評価であるが、入力は評価基準としては無意味であり、成果の評価は事実上不可能である、とp.3にして断言する。 しかし期待される成果の存在は出力の評価基準をはっきりさせる。 そして出力こそが評価の基準となる、という話をする。 ・費用、効率、便益については、「費用」のなかには「利用者のかけた費用=時間」も含めて考えるべき、と喝破する。 2.~蔵書の評価 ・p.29から引用文献をチェックリストとして用いるタイプの蔵書評価方法に関する記述あり  ⇒・さらにp.35からは教員の著書や学生の博士論文における引用文献を蔵書でどれだけ充足できるか、という方法についても言及があるが、内容は批判的。所蔵がある資料のほうが利用されやすく、その大学の所属者の書いたものの中で引用されているものをチェックリストとして使うのは不適切。 ・p.36 専門図書館・研究図書館のほうが目的が一般的な公共図書館よりも評価しやすい、との記述あり 5.逐次刊行物 ・何の購読を切るかの評価にIF等の外部情報源は役にたたないとの指摘  ⇒・どの外部情報源でも上位の雑誌は一致するが、下位の雑誌の順位はばらばらになってくる。しかし打ち切りに重要なのは下位の雑誌である  ⇒・加えて、上位の雑誌はだいたいどの図書館員も知っているのであまり意味はない

Posted by ブクログ

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