さよならをいう時間もない 現代の翻訳文学

ジュディブルーム【作】, 長田敏子【訳】

• 販売会社／発売会社: 偕成社/
• 発売年月日: 1991/09/01
• JAN: 9784037264307

商品レビュー

2011/06/11

幾度も読み返した。主人公の寂しさや未熟さや失敗、そして成長が、丁寧に描かれている。
最初に読んだときは、主人公がものすごく年上のお姉さんだと思ったのに、気づけば倍近く生きている。古くならない児童小説の傑作。

2011/02/16

contigo la vida es una buena aventura (spanish)
あなたといっしょなら、人生はすてきな冒険

わたしたちは、みな夢を愛するのではないか。夢がなかったら、いったいなにがのこるだろう。

どうしようもないことは考えなくていい。いいことだけを考えるんだ。
生きていることがどんなにいいか、空を眺めることが、松の木のにおいが、
谷間で知らない人と出会うことがどんなにいいことかを。

自分の手が文字をかたどっていくのを見るのが嬉しい。

恐怖は本能的な感情だ。恐怖は敵意を生みだす。愛は本能に打ち克つ。

武器を作っている人は、作った武器で人が殺されたら、人を殺したことになるの？自分の武器が人を殺したら誇らしく思うのかな？

ロスアラモス　広島・長崎に落とされた原子爆弾が作られた場所。ヒロシマに落とされた爆弾は‘リトル・ボーイ’。長崎に落とされた爆弾は‘ファット・ボーイ’と名付けられた。