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懐しきオハイオ
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懐しきオハイオ

庄野潤三【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1991/09/25
JAN 9784163127309

懐しきオハイオ

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2018/01/25

◆きっかけ 山本ふみこさんが『台所から子どもたちへ』p48で、病院の待合室で本書を開けて下記のように記しており気になって、『シェリー酒と楓の葉(庄野潤三 文藝春秋)』『星の牧場 (庄野英二 理論社)』と共に読みたくなった。Amazonのレビューを読んで、この3冊の中で一番読みたく...

◆きっかけ 山本ふみこさんが『台所から子どもたちへ』p48で、病院の待合室で本書を開けて下記のように記しており気になって、『シェリー酒と楓の葉(庄野潤三 文藝春秋)』『星の牧場 (庄野英二 理論社)』と共に読みたくなった。Amazonのレビューを読んで、この3冊の中で一番読みたくなったのは『星の牧場』だった。 以下、引用。 「2009年9月、「庄野潤三」が亡くなったときは寂しかったなぁ。何より「 ……これから、どうしよう」という切実な不安にとらえられた。「庄野潤三」の本を頼りに暮らしているからだ。世知辛いものにからめとられそうになったとき、嫌気がさしたとき、「庄野潤三」の本がわたしに立ち直るきっかけをつくってくれるからだ。ところで、同じように身を寄せたくなる本に『星の牧場』(庄野英二著/理論社)がある。この本の著者「庄野英二」は、「主野潤三」の兄だ。なんというきょうだいだろう。ことばが、ない。 『懐かしきオハイオ』は、「主野潤三」がロックフェラー財団の研究員として、米国オハイオ州ガンビアで暮らした1年間(一九五七年秋から翌年夏まで)をふり返り綴った作品だ。前編に、『シェリー酒と楓の葉』(文藝春秋)がある。(中略)病院の待合室のソファの上で、オハイオ州ガンビアの、「白塗りバラック」と呼ばれる教職 員住宅の台所の水がなかなか落ちないのをなおしてくれたカレッジ(のメインテナンス.オフィス)の職員が「テイク·イット·イージィ」と云って帰ってゆくところまで読んだわたしは、いきなりオハイオ州ガンビアから引きもどされた。」

Posted by ブクログ

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