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死神の友達 バベルの図書館28
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死神の友達 バベルの図書館28

ペドロ・アントニオ・デアラルコン【著】, 桑名一博, 菅愛子【訳】

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死神の友達 バベルの図書館28

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商品詳細

内容紹介 内容:死神の友達.背の高い女
販売会社/発売会社 国書刊行会/
発売年月日 1991/11/29
JAN 9784336030481

死神の友達

¥1,595

商品レビュー

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2022/01/07

ボルヘスが編纂した「バベルの図書館シリーズ」スペインの作家アラルコン。 『死神の友達』 すべてを失った青年ヒル・ヒルの前に現れた男。「ーやあ、友達」 それは死神だった。 死神からの申し出であらゆるものを手に入れた青年だけど、実は…という、救いのお話。 終盤で、死神が青年にこ...

ボルヘスが編纂した「バベルの図書館シリーズ」スペインの作家アラルコン。 『死神の友達』 すべてを失った青年ヒル・ヒルの前に現れた男。「ーやあ、友達」 それは死神だった。 死神からの申し出であらゆるものを手に入れた青年だけど、実は…という、救いのお話。 終盤で、死神が青年にこの世を見せる。人骨で作った車は宙に浮かび地球を一周する。日没と夜明けを同時に見て、恋人たちの逢引を見て、大規模な戦闘を見る。人々は全く違う価値観で生きていて、それでも愛への愛は消えない。 そして最後の最後で末法思想というか魂の救い復活というかSFチックに。宗教の復活の日、最後の日という思想はキリスト教や仏教も根本は似てるのかなと思ったり、その思想はSFらしくもあるんだなとおもった。 <-それじゃあ死のう-と彼はその時独り言を言った。 そうして容器を口に持って行った。 …………… すると雹のように冷たい手が彼の両肩に置かれ、甘く、優しい、神々しい声が頭の上でこういう言葉をつぶやいた。 -やあ、友達!> 『背の高い女』 大切な人の死を知らせる、不気味な背の高い老婆。 友達の葬儀で、彼につきまとっていたその女を見掛けた語り手。ホラー。

Posted by ブクログ

2021/12/14

作者アラルコンは、スペインの小説家。絶望し硫酸を飲んで死のうとしているヒル・ヒルに、死神が「やあ、友達!」と話しかける。もう1話、背の高い女は怪談。

Posted by ブクログ

2020/12/26

1833生まれ。当時本は貴重品で修道院の書庫にあったのね。そんな中、日刊紙!を10代で発行。今みたいにテケトウにブログ更新という訳ではあんめえ。この作品は山羊飼いの口から直接聞いた民間伝承らしい。二編ある。雄大なゴシックホラーなんだろうか。結局あれかね、神を信じて頑張って天国に行...

1833生まれ。当時本は貴重品で修道院の書庫にあったのね。そんな中、日刊紙!を10代で発行。今みたいにテケトウにブログ更新という訳ではあんめえ。この作品は山羊飼いの口から直接聞いた民間伝承らしい。二編ある。雄大なゴシックホラーなんだろうか。結局あれかね、神を信じて頑張って天国に行かないとダメだこってさ、という話なのかなあ。死神がしつこく「私を敬え」っていうんだけど、どうすればよいのよ。伝承されるには訳があると思うが、その辺りがよくわからんかった。この人は作品よりも人物的に伝説の人らしい。ボルヘス序文より。

Posted by ブクログ

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