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砂のクロニクル
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 毎日新聞社/ |
| 発売年月日 | 1991/11/30 |
| JAN | 9784620104478 |
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砂のクロニクル
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商品レビュー
4.2
12件のお客様レビュー
Super8さんのおすすめから 長いわ! そして読んだことあったわ!(たぶん) そりゃあそうよ そりゃあそうに決まってますよ ひまわりめろんさんの血はハードボイルドで出来てると言っても過言ではないわけです そんな男が船戸与一さんを通ってないわけがないもの はい、本書は199...
Super8さんのおすすめから 長いわ! そして読んだことあったわ!(たぶん) そりゃあそうよ そりゃあそうに決まってますよ ひまわりめろんさんの血はハードボイルドで出来てると言っても過言ではないわけです そんな男が船戸与一さんを通ってないわけがないもの はい、本書は1991年の作品 イランイラク戦争後の混迷するイランが舞台となっておりますね そしてイランと言えば現在アメリカとの間で戦争状態となっており、世界的に非常に注目されている地域となっております もちろん歴史は続いているわけで、この物語が描いた世界は、今を理解する歴史の教科書と捉えられなくもない 例えば、本作の主要な登場人物のひとりにイラン革命防衛隊の隊員がいるんだが、イラン革命防衛隊と言えば今まさにホルムズ海峡を封鎖してる組織だったりして、おお!ってなる だけど、この文脈で本書『砂のクロニクル』を捉え直そうとすると、本一冊書けてまうのでやめようね どうせお前らなんて、なんでイランとイラクって仲悪いの?お隣さんで、どっちもアラブの国で、宗教も一緒でしょ?とか、その程度だろうからな ちなみにイランはアラブじゃなくてペルシャな 違う民族だし、宗教もイスラム教だが、宗派が違う そしてアラブじゃないので、イスラエルとは元々別に仲悪くなかったんだけど、今ガンガンやり合ってる なんで?とか、あとクルド人も絡んできてってなるとほらもう終わらない ので船戸与一さんもこだわった暦の話をしよう 今世界で主流なのはいわゆるグレゴリオ暦やな グレゴリオ暦は太陽暦のひとつで、太陽暦は地球が太陽の周りを一周する時間を一年としている 日本もグレゴリオ暦を採用しているよね ただし、世界には別の暦を使っている国もあって、そのひとつがイランなのよ イラン暦と呼ばれているんだけど、それの元になったのが本書に登場するジャラリ暦なんよね そしてクルド人たちが使っているのがヒジュラ暦と呼ばれるもので、こらは太陰暦で太陰暦は月の満ち欠けの周期を1ヶ月って計算するんよ ただ、普通に太陰暦使うとズレまくってしまうので太陽暦と併用するのが普通 でね、船戸与一さんはイランのペルシャ人とクルド人の闘いとその裏で動く西洋世界の関係性を暦になぞらえていると思うんよね 同じ太陽暦でも、頑なに独自の暦ジャラリ暦を守るペルシャ人、太陽暦とは相容れない太陰暦を使うクルド人 そう思うとめちゃくちゃあっさりグレゴリオ暦を受け入れちゃった日本人てなんかすごいと思っちゃうのよね
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およそ30年ほど前にドハマりしていた骨太ハードボイルド。船戸与一の最高傑作。 古い本を引っ張り出して久しぶりにページをめくる。 複雑な中東事情とクルドの蜂起の間で暗躍する武器商人。 圧倒的な面白さ。 #イラン・イスラム革命 #イラン・イラク戦争 #シーア派 #スンニ派 #ペル...
およそ30年ほど前にドハマりしていた骨太ハードボイルド。船戸与一の最高傑作。 古い本を引っ張り出して久しぶりにページをめくる。 複雑な中東事情とクルドの蜂起の間で暗躍する武器商人。 圧倒的な面白さ。 #イラン・イスラム革命 #イラン・イラク戦争 #シーア派 #スンニ派 #ペルシャ人 #パーレヴィ #ホメイニ #サダム・フセイン#革命防衛隊 #革命委員会 #国家治安情報局 #クルド人 #イラククルド #イランクルド #国家なき民族 #ゲリラ #ソビエト連邦 #ペレストロイカ #アゼルバイジャン #グルジア #カスピ海 #チェルノブイリ原発事故 #武器商人 #カラシニコフAKM自動小銃
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1991年の船戸与一作品。 イラクのマハバードを舞台に、イスラム革命防衛隊のペルシア人サミル、クルド独立運動のためにゲリラ活動をするクルド人ハッサン、パレスチナ解放人民戦線に身を投じたおそらくは元日本赤軍の日本人ハジ、武器商人としてクルド・ゲリラに武器を調達するもう一人の日本人...
1991年の船戸与一作品。 イラクのマハバードを舞台に、イスラム革命防衛隊のペルシア人サミル、クルド独立運動のためにゲリラ活動をするクルド人ハッサン、パレスチナ解放人民戦線に身を投じたおそらくは元日本赤軍の日本人ハジ、武器商人としてクルド・ゲリラに武器を調達するもう一人の日本人ハジの物語が、独立しつつも、時に交差しながら語られる、厚い、熱い物語。 自らの信念のために生きるサミルとハッサンの物語の中で、時に描かれる友情や愛が泣かせます。 サミルもハッサンも、共に愛すべき男達ではありますが、互いに対立する立場であるため、物語は悲しい終わりを迎えるだろうと思いながら、読み進めましたが、迎えた結末は悲しさを遥かに上回る虚しさを感じさせるものでした。 アッラーの神は、なぜ彼らにこんな悲しい宿命を負わせになるのか、と、胸が締めつけられるような気持ちにさせられます。
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