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砂のクロニクル
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砂のクロニクル

船戸与一【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日新聞社/
発売年月日 1991/11/30
JAN 9784620104478

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商品レビュー

4.1

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2023/08/31

時はイラン革命後間もない1980年からイラン・イラク戦争停戦後の1989年。舞台は中東。イラン革命の昏い炎に包まれた若者、クルド人国家樹立を画策するクルドゲリラ、彼らに武器を調達する武器商人らを中心に物語は進む。宗教、民族、イデオロギーの様々な対立軸があることを学べた。特に“国を...

時はイラン革命後間もない1980年からイラン・イラク戦争停戦後の1989年。舞台は中東。イラン革命の昏い炎に包まれた若者、クルド人国家樹立を画策するクルドゲリラ、彼らに武器を調達する武器商人らを中心に物語は進む。宗教、民族、イデオロギーの様々な対立軸があることを学べた。特に“国を持たない最大の民族”と称されるクルド人のイデオロギーは、非常に根深い。裏切りや憎しみが合いまみれる、多様な人物達の“死に様”も印象的。 ハードカバー三段組で600頁弱、原稿用紙換算で1,600枚弱の超大作。海外を舞台とした冒険小説作家として有名な著者だが、史実をベースによくぞここまで壮大なスケールの物語を書けたものだ。著者の想像力と創造力に感服。大作であるが故に、登場人物が多く“誰が誰やら状態”になりかねないので、まとまった時間がある時に一気読みするのがオススメ。 このミステリーがすごい! 1位 日本冒険小説大賞受賞(1991年) 山本周五郎賞受賞(1992年)

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2019/10/29

内容(「BOOK」データベースより) それは、現代史大逆転の、最後の賭け。二万挺の自動小銃に託された、壮大なるロマン。ロンドンからモスクワへ、そして戒厳令下のイランへ。日本人武器商人〈ハジ〉は、ひた走る。歴史の隠された真実を明かしながら。煮えたぎる情念をまき散らしながら。物語作家...

内容(「BOOK」データベースより) それは、現代史大逆転の、最後の賭け。二万挺の自動小銃に託された、壮大なるロマン。ロンドンからモスクワへ、そして戒厳令下のイランへ。日本人武器商人〈ハジ〉は、ひた走る。歴史の隠された真実を明かしながら。煮えたぎる情念をまき散らしながら。物語作家としての天才と、メッセージのすべてを叩き込んだ未曽有の巨編。

Posted by ブクログ

2014/08/03

600ページもある大作だった。間違いなく途中で頓挫するタイプの本だと思ったけど、貪るように読んだ。文章力とか構成力とかそういう次元を超えて、こうも惹きつけさせるのは何故だろう。 クルド人が関係する本は以前、「トルコのもう一つの顔」(小島剛一)の本である程度は把握していたけど、この...

600ページもある大作だった。間違いなく途中で頓挫するタイプの本だと思ったけど、貪るように読んだ。文章力とか構成力とかそういう次元を超えて、こうも惹きつけさせるのは何故だろう。 クルド人が関係する本は以前、「トルコのもう一つの顔」(小島剛一)の本である程度は把握していたけど、この本でクルド人に関わる問題を少し把握できたかもしれない。イスラム圏で起こっている現実もなんとなく理解はできないけど、現実はこうなんだと。クルドは以前から個人的にキーワードの一つと思ったけど、確信したかもしれない。

Posted by ブクログ

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