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望郷と海 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1990/12/04 |
JAN | 9784480024923 |
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望郷と海
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望郷と海
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商品レビュー
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レヴィナスを読んでいて強制収容所に関心が向いていた矢先、ちょうどsnowdropの本棚の中に入っているのを見つけた。 今年読めていちばんよかった本と言ってしまおう。石原吉郎のこときっと好きだろうなと思っていたけれど、これは、もう間違いない。ジュンク堂で手に取っては買うのを止めて...
レヴィナスを読んでいて強制収容所に関心が向いていた矢先、ちょうどsnowdropの本棚の中に入っているのを見つけた。 今年読めていちばんよかった本と言ってしまおう。石原吉郎のこときっと好きだろうなと思っていたけれど、これは、もう間違いない。ジュンク堂で手に取っては買うのを止めていた詩集を買う理由を見つけた。 強制収容所の内部での心情や、〈均らされる〉過程は状況は違えどかなり現在の自分に当てはめることができた。異世界を見るというよりは、石原の心情を通して強制収容所を見つめると、共感に近い感情をおぼえたのが何より驚きで、読みがいにつながった。ひとつのエッセイ毎にこころを打ち砕かれるような衝撃を受けた。もう一度読む。
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"シベリアに抑留され、捕虜として過ごしたときの経験を綴ったノンフィクション。鹿野という一人の人間の生き様が『ペシミストの勇気として書かれている。古書として4000円で買ったが、それ以上の価値がある。 石原吉郎の本をもっと読んでみたい。"
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