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ウィーン愛憎
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ウィーン愛憎
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商品レビュー
3.7
21件のお客様レビュー
一連の中島氏の本の源…
一連の中島氏の本の源流がわかる1冊、戦い、哲学する青春期、ぬるい環境に満足できない人におすすめ。
文庫OFF
著者が私費留学生とし…
著者が私費留学生として、現地採用の日本人学校教師として過ごしたウィーンでの四年間の奮闘記。海外で暮らすのって大変なんですねぇ・・。
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堀江貴文氏などと同様に、出版界で一定の地位を確立している中島氏。期待を裏切らない、芯の通った名著だ。何より、読者に勇気を与えてくれる。強く生きよう、と思わせてくれる。 予備校講師のままで終わるのかという瀬戸際、悲壮な覚悟でウィーンへ渡った中島氏。33歳。日本にいてもなんら将来の展...
堀江貴文氏などと同様に、出版界で一定の地位を確立している中島氏。期待を裏切らない、芯の通った名著だ。何より、読者に勇気を与えてくれる。強く生きよう、と思わせてくれる。 予備校講師のままで終わるのかという瀬戸際、悲壮な覚悟でウィーンへ渡った中島氏。33歳。日本にいてもなんら将来の展望がなく、もう何も失うものはないと決断したが、いきなり壁にぶちあたる。私費留学生の社会的地位の低さ。領事館の職員はこう言い放つ。「君のように勝手にウィーンに来る者がいちばん困る」 数々の苦境にぶつかりながらも、氏は生き抜いていく。そこで貫かれる思想は「真理よりも権利」だ。黙っていても分かってくれる、なんてとんでもない。相手に弱みを一切見せるな。とことん主張せよ! これである。対決したイギリス人英語教師に送った手紙が面白すぎる。「あなたはただイギリス人というだけであって専門の英語教師の資格はない、と言わねばなりません」 欧米人とあくまで対等でいようとする氏の決意は、とても熱く、読めば生きる力がわいてくる。屈してはならない。人生は一度だけだ。再度確認しよう。真理よりも、権利だ。
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