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わがひそやかなる楽しみ 「光る話」の花束8
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わがひそやかなる楽しみ 「光る話」の花束8

田辺聖子(編者)

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わがひそやかなる楽しみ 「光る話」の花束8

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 1990/01/30
JAN 9784334932084

わがひそやかなる楽しみ

¥110

商品レビュー

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2012/06/08

おしゃれな本屋に置いてあった、『貧乏サヴァラン』が読みたくて、借りた。 そしたらなんと田辺聖子が編集したアンソロジーの中に入っていた。それにしても聖子手広いなあ。 全14話。 谷崎潤一郎『富美子の足』 初、谷崎さん。ぴんとこない。他の作品も読んでみよう。 森茉莉『貧乏サヴァラ...

おしゃれな本屋に置いてあった、『貧乏サヴァラン』が読みたくて、借りた。 そしたらなんと田辺聖子が編集したアンソロジーの中に入っていた。それにしても聖子手広いなあ。 全14話。 谷崎潤一郎『富美子の足』 初、谷崎さん。ぴんとこない。他の作品も読んでみよう。 森茉莉『貧乏サヴァラン』 石井好子の料理エッセイに似ていて、良かった。抄出だった、全文読みたい。森鴎外の娘だそうだ。 城夏子『美しいもの、愉しいもの』 エネルギーあるおばあさまのエッセイ。田辺聖子の小説にでてくる初老女性を引っ張り出したような人である。 江戸川乱歩『人間椅子』 初乱歩。ぞわっとした。サスペンスなんて好きじゃないけど、おもしろく読めた。薄いなめし革を隔てて伝わる椅子の上の人と接触。描写力つよし。すごいなあ。まとまりもよく、うまい。 色川武大『ひとり博打』 変な内容だった。こんな話ってなかな書けないよ。面白いかは別として感心。 『くさびら譚』 期せぬところにきのこの読み物!まじめ、狂人、そしてきのこ、好きなものばかりでてくるテンションの上がる締めくくりの一話でした。

Posted by ブクログ

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