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日本近代社会成立期の民衆運動 困民党研究序説

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 1990/12/17 |
JAN | 9784480855671 |
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日本近代社会成立期の民衆運動
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
困民党ないし、秩父事件研究者の稲田氏の研究論集。氏のスタンスが明確であり読みやすい研究書である。氏は秩父事件は自由民権運動とはいえないという立場で議論を進める。というのも、近世からの伝統を引きづっている点、特に債務についての発想がむしろ、民権家とは対立することに着目し、議論を進める。かなり興味深い内容も多い。高利貸しにも秩父のはひどかったらしいが、神奈川にはいいひともいたとか。とにかく、著者は秩父事件を顕彰すればするほど褒められる環境に疑問を感じ、自身のスタンスを貫いていくのだが、ややそれに固執しているように見受けられる嫌いもなくはない。ただし、稲田氏の問題提起はとても重要で、事件以降秩父が保守の地盤であったことなど、様々な問題群とつながり合わせることができると思う。
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