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ホロコーストの記憶 ノーベル平和賞作家・ホロコーストの体験者エリ・ウィーゼルが問うもの
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ホロコーストの記憶 ノーベル平和賞作家・ホロコーストの体験者エリ・ウィーゼルが問うもの

キャロルリトナー(編者), 滝川義人(訳者)

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ホロコーストの記憶 ノーベル平和賞作家・ホロコーストの体験者エリ・ウィーゼルが問うもの

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 サイマル出版会
発売年月日 1990/08/01
JAN 9784377308631

ホロコーストの記憶

¥660

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2016/01/31

ホロコーストの記憶が、執拗なる挑戦としてユダヤの心に存在するのなら、悪の不条理に対する信仰の勝利が、今後悪と対決する手段をユダヤ人に与えたといってよかるお。それはイスラエルの記憶に永遠に組み込まれたといっても過言ではない。意識の一層とない、絶えることなき存在の一部、運命の確認とな...

ホロコーストの記憶が、執拗なる挑戦としてユダヤの心に存在するのなら、悪の不条理に対する信仰の勝利が、今後悪と対決する手段をユダヤ人に与えたといってよかるお。それはイスラエルの記憶に永遠に組み込まれたといっても過言ではない。意識の一層とない、絶えることなき存在の一部、運命の確認となる。殉教者が与えた証言は、ホロコーストの意味を変えた。抹殺と死は生の源泉となり、絶望へ駆り立てられる心は希望への原動力に変えられたのである。ウィーゼルが力強い表現でよく言っているように、ホロコーストの試練を乗り越えるためには、ユダヤ人は理解を拒む出来事の意味を汲み取らなければならない。ユダヤ人は苦悩のままで立ち止まる状態から、神へ向かう出口を見つけなければならない。常識なき悪の不条理に対する勝利は、カミュがえがいた絶望的なヒロイズムとは全く違う。人間は喜びのない無目的な世界に反乱を起こし、いかなる犠牲を払っても降伏を作りだす義務がある。カミュはそう説いた。だがユダヤの場合は違う。勝利は反乱ではなく希望によって得られる。

Posted by ブクログ

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