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秘境西域八年の潜行(中) 中公文庫
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秘境西域八年の潜行(中) 中公文庫

西川一三(著者)

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秘境西域八年の潜行(中) 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社
発売年月日 1990/12/20
JAN 9784122017634

秘境西域八年の潜行(中)

¥1,375

商品レビュー

3

3件のお客様レビュー

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2023/09/07

著者は蒙古人のラマとして青海からチベットへ、そしてブータン・シッキムを経てインドへの托鉢巡礼の旅。目的が何なのか、著者自身も分かっていたのか?良く分からない。昭和20年の日本敗戦という出来事も、これらの辺境の地では、噂でしか入らず、著者は信じられない心持ちで、命がけの探検が続いて...

著者は蒙古人のラマとして青海からチベットへ、そしてブータン・シッキムを経てインドへの托鉢巡礼の旅。目的が何なのか、著者自身も分かっていたのか?良く分からない。昭和20年の日本敗戦という出来事も、これらの辺境の地では、噂でしか入らず、著者は信じられない心持ちで、命がけの探検が続いていく。ヤクを救うための決死の激流渡河。ラサをはじめとするチベット各地の描写が私自身の6年前の旅行を思い出して懐かしい。モンゴル、ウイグル、チベット、ネパール、ブータン、シッキム、インドと中華(漢人)を取り巻く人たちの関連、漢人以上日本人に似た人たちが広がっている理由なのかと思ってしまう。チベットとネパールとの再三戦争、英蔵(イギリスとチベット)戦争など、ダライラマは中共占領で亡命しただけではなく、中華民国時代にも亡命があった!チベットの歴史についてびっくりの知識を得る機会になった。

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2023/02/18

中巻:シャンからツァイダム盆地を過ぎ、昭和21年1月頃、サラからインドカレンポンに着き、木村氏と会い、終戦を確認する。連れのバルタンとカルカッタに行く。カレンポンに戻り、ラサとカレンポンの間を3往復し茶を運び金を得る。三度目の帰途足に凍傷を負い、カレンポンで3か月乞食生活をする。...

中巻:シャンからツァイダム盆地を過ぎ、昭和21年1月頃、サラからインドカレンポンに着き、木村氏と会い、終戦を確認する。連れのバルタンとカルカッタに行く。カレンポンに戻り、ラサとカレンポンの間を3往復し茶を運び金を得る。三度目の帰途足に凍傷を負い、カレンポンで3か月乞食生活をする。インドには無料の乞食?がいてもいい場所(ダルマサール)があった。 チベットでの一婦人多夫制についても書いている。 1990.12.20発行 図書館

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2018/08/04

西川一三は戦前の情報部員である。チベットに巡礼に行くモンゴル僧「ロブサン・サンボー」(チベット語で「美しい心」)を名乗り、チベット・ブータン・ネパール・インドなど西域秘境の地図を作成し地誌を調べ上げた。その活動はなんと敗戦後の1949年まで続いた(敗戦は1945年)。帰国後、直ち...

西川一三は戦前の情報部員である。チベットに巡礼に行くモンゴル僧「ロブサン・サンボー」(チベット語で「美しい心」)を名乗り、チベット・ブータン・ネパール・インドなど西域秘境の地図を作成し地誌を調べ上げた。その活動はなんと敗戦後の1949年まで続いた(敗戦は1945年)。帰国後、直ちに外務省に報告をするべく訪ねたが、全く相手にされなかったという。直後にGHQから出頭せよとの命令があり、西川の情報を引き出すべく1年にも及ぶ取り調べが行われた。 https://sessendo.blogspot.com/2018/08/blog-post_4.html

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