- 中古
- 書籍
- 文庫
漱石書簡集 岩波文庫
定価 ¥836
440円 定価より396円(47%)おトク
獲得ポイント4P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1990/04/16 |
JAN | 9784003190036 |
- 書籍
- 文庫
漱石書簡集
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
漱石書簡集
¥440
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.2
12件のお客様レビュー
漱石23歳の明治22…
漱石23歳の明治22(1889)年から漱石が亡くなる50歳の年の大正5(1916)年までの書簡が年順に158通まとめられている。漱石の思想の流れを読むことができ、また漱石の人柄もうかがえる。警句も多い。さらに多くの書簡を読みたい場合は全集にあたる必要がある。
文庫OFF
漱石の膨大な書簡の中…
漱石の膨大な書簡の中から、特に漱石文学理解の助けとなるものを抜粋して収めています。
文庫OFF
森見登美彦の作品を濫読する中で、「漱石の書簡は面白い」と紹介されてたのがきっかけで、この本を手に取った。 夏目漱石といえば国語の教科書で触れた程度で、作品も人柄もほぼ知らないと言っていい自分が、いきなり書簡集なんぞ読めるものかという恐れもあった。 事実、開いて暫くは、自分の知識の...
森見登美彦の作品を濫読する中で、「漱石の書簡は面白い」と紹介されてたのがきっかけで、この本を手に取った。 夏目漱石といえば国語の教科書で触れた程度で、作品も人柄もほぼ知らないと言っていい自分が、いきなり書簡集なんぞ読めるものかという恐れもあった。 事実、開いて暫くは、自分の知識の乏しさから候文のような文語体や独特の漢字使いをろくに理解できず、内容を理解できている自信のないままページを捲っているような状態だった。 しかしそれでも、なんとなくではあるが、漱石の喜怒哀楽であったり主義主張が薫ってくる気がして、読み進めるに連れてそれは顕著になっていった。 言文一致になってからはより確かなものとなった。 これも偏に漱石の書簡が、文学的で多彩な表現はありつつも、その心情をとても素直にしたためていたからこそだろう。 なるほど確かに漱石の書簡はそれだけで文学作品足り得る、等と生意気にも心地良く腹落ちした ところで読了となった。 こうして漱石の人となりに触れて、小説にも手を出せそうな気がしてきたのが、錯覚ではない事を祈る。
Posted by