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重税都市 もうひとつの郊外住宅史 住まい学大系034
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 住まいの図書館出版局 |
発売年月日 | 1990/12/20 |
JAN | 9784795208346 |
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重税都市
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今朝は、頑張って二冊。 この本は、かばちゃんの推薦。 明治時代の府県、市町村の税制が、いかに都市の拡大に影響を与えたかの分析。 全くしらないことばかり。 東京、京都、大阪での戸数割り(人にかける税金)から家屋割り(家屋にかける税金)への移行とそれに伴う、...
今朝は、頑張って二冊。 この本は、かばちゃんの推薦。 明治時代の府県、市町村の税制が、いかに都市の拡大に影響を与えたかの分析。 全くしらないことばかり。 東京、京都、大阪での戸数割り(人にかける税金)から家屋割り(家屋にかける税金)への移行とそれに伴う、郊外化の動きを分析している。 ①東京は、郊外化が進むまえに、家屋割り(こちらの方が資産家に重く、借家人などの低所得者に軽いので逆進性がない)に周辺町村を含めて明治36,37年に移行した。このため、町村によて郊外化の不均衡は生じなかった。(p44) ②京都は、市内の資産家の意向がつよく市政に繁栄したため、市内でも長く戸数割が維持され、さらに学区税や町内課税というものもあったたえ、低所得者が市外に転出した。(p137) ③大阪では、市内の煤煙がひどかったため低所得者が市の周囲に、さらにその外側に郊外住宅地ができてきた。ただし、伊丹のように当初、新規住民に重税をかした地域と堺のように新規住民を優遇したところで、人口増加に顕著な差がでた。(p189) 都市計画制度を考える上では、税制、特に保有税の考え方が重要だと再認識した。
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