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クレムリン・キス 新潮文庫
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クレムリン・キス 新潮文庫

ブライアン・フリーマントル(著者), 池央耿(訳者)

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クレムリン・キス 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1990/10/25
JAN 9784102165195

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商品レビュー

3

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2025/01/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

本作のテーマはCIAとMI-6の諜報員同士のソ連の大物政治家の亡命を巡っての、丁々発止のやり取りである。 この展開で物語が動き出すのは全400ページ強の本作に於いて、270ページを過ぎた辺りである。それまではスパイたちのプライベートライフを綴った物語というべきだろうか。 本作で繰り広げられるのは従来のスパイ物に見られる、情報工作、情報収集に危険と隣り合わせで挑むスパイの緊迫感溢れた仕事ぶりよりも、モスクワに送られた各国スパイ達の交流とその夫婦生活と奥さん連中の内緒話、三角関係、遠距離恋愛といった、非常に通俗的な内容になっていた。 そしてスパイも家庭問題を抱えるのだ。息子が非行に走り、急遽勤務先から舞い戻ったりと大変なのだ。 やがて独身者で新進気鋭のブリンクマンがフランクリンの不在中にその妻アンに対して横恋慕を始めるうちに―当初はフランクリンの動きを摑む為に接近したのだが―、私情を絡めた2人の攻防戦が繰り広げられるといった次第だ。 ここからがエスピオナージュ作家フリーマントルの手腕が光る諜報合戦と云えるだろう。 さて本作は今までのフリーマントル作品同様、最後に思わぬどんでん返しが待ち受けている。それは最終的にフランクリンが凄腕のCIA諜報員だったことを如実に示す事になるのだが、いささか唐突過ぎるのではないか。どんでん返しが起こる401ページまで、フランクリンにはどんでん返しとなる罠を仕掛ける素振りが全く無い。いや、それこそフランクリンという男の奥深さなのだ、と作者は弁解するだろうが、それまではフランクリンを出し抜こうと暗躍するブリンクマンが一人勝ちする行程を見せられているわけで、この唐突さはやはり受け入れがたい。 最後の最後まで気の抜けないのがフリーマントル作品の長所であるのだが、どんでん返しを受け入れる布石はやはりところどころに示唆してほしいものだ。 こういうどんでん返しならば、私でも書ける。 今回はどんでん返しというよりも辻褄併せのような感じがした。実にフリーマントルらしくない歯切れの悪い結末だ。

Posted by ブクログ

2023/09/03

スパイのリアルな家庭生活を描いているところが異彩を放っている作品。CIAのエディ・フランクリンは故国に前妻と息子ふたりがおり、今はモスクワで後妻アンと暮らしている。そこに英国MI-6の若手工作員ジェレミー・ブリンクマンが新たに赴任してくる。野心家のブリンクマンは切れ者として知られ...

スパイのリアルな家庭生活を描いているところが異彩を放っている作品。CIAのエディ・フランクリンは故国に前妻と息子ふたりがおり、今はモスクワで後妻アンと暮らしている。そこに英国MI-6の若手工作員ジェレミー・ブリンクマンが新たに赴任してくる。野心家のブリンクマンは切れ者として知られるフランクリンに接近し、よい関係を作ろうと試みる。そんな中、フランクリンの長男が麻薬を奪うための強盗で逮捕され、父親として帰国することになったフランクリン。その急な出国になにか裏があるとみたブリンクマンは、事情を探ろうとアンに接近する。モスクワでの生活を激しく嫌悪していたアンは・・・。 スパイ小説には違いないのだが、本格的なスパイゲームが始まるのは後半もかなり進んでからだ。それまでは各国から集ったスパイ家族の交流や夫婦生活、妻たちの秘めやかな内緒話に不倫、子供の非行と親のあり方といった家庭ドラマを描いている。最後はフリーマントルらしく意外な仕掛けが用意されているのだが、どうにも腑に落ちにくい。唐突な印象があるし、スパイとしてそれってどうなのよ?とツッコミたくもなる。いつもやり切れない結末に持っていくのがフリーマントルの特色ではあるのだがね・・・。

Posted by ブクログ