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ケルト人の世界
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京書籍 |
発売年月日 | 1990/07/11 |
JAN | 9784487760893 |
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ケルト人の世界
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基礎知識が無いのでなかなか読み進められなかった。 扉折り返し「ケルト人とは・・・」 インド=ヨーロッパ語族の一派である彼らが歴史に登場するのは、紀元前5世紀のギリシア人の文献からで、当時ギリシア人に「ケルトイ」と呼ばれた彼らは、アルプスの北側、ライン河とドナウ河に囲まれた地域を...
基礎知識が無いのでなかなか読み進められなかった。 扉折り返し「ケルト人とは・・・」 インド=ヨーロッパ語族の一派である彼らが歴史に登場するのは、紀元前5世紀のギリシア人の文献からで、当時ギリシア人に「ケルトイ」と呼ばれた彼らは、アルプスの北側、ライン河とドナウ河に囲まれた地域を原郷土とする、新しい金属「鉄」を自在に使いこなし、共通の言語を話す部族の集団であった。 これ以前の「青銅器時代に、死者を火葬にした灰を骨壷に収めて葬る「骨壷葬文化人」が、東方からやってきて中・西部ヨーロッパに定住したが、これが原ケルト人であるといわれている。その後、考古学用語でいうハルシュタット期からラ・テーヌ期(紀元前700年からほぼ七百年間)にかけ広くヨーロッパ全土で活躍した彼らは、やがてローマと戦って敗れ、その支配下におかれた。カエサル、タキトゥスらローマ人が紹介したガリア人は、本来の個性を失った「ローマ化されたガリア人」ではあったが、その著作はケルト人の生活を知る上で貴重な史料となっている。 ケルト人の風習や言語は今日、アイルランド、ウェールズ、ブルターニュにその名残をとどめている。ヨーロッパ文明の最古層を成す彼らの研究は近年盛んとなり、古銭的な金髪の戦士、聖なる森のドルイド神官、豪快な宴会、精緻かつめくるめくような装飾と金属加工技術・・など、魅力あふれる「幻の民」は、その実像を明らかにしてきた。 1958初版 1990.7.11日本版第1刷。図書館 著者:T・G・E・パウエル。アイルランド・ダブリン生。ケンブリッジ大で考古学専攻。リヴァプール大専任講師。1958年のこの本はケルト人に関する初めての学術的論文だった。 訳者:笹田公明。1939生。ジェトロ職員。出版時ダブリン勤務。
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