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マイ・ディア 親愛なる物語 角川文庫
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マイ・ディア 親愛なる物語 角川文庫

氷室冴子(著者)

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マイ・ディア 親愛なる物語 角川文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 1990/11/10
JAN 9784041740040

マイ・ディア

¥385

商品レビュー

3

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

『赤毛のアン』、『少…

『赤毛のアン』、『少女パレアナ』、『秘密の花園』、『リンバロストの少女』などたくさんの名作にについて書かれたとても良いブック・ガイドです。

文庫OFF

2021/07/31

1990年初版、きたのじゅんこさんのカバー装画もなつかしい。 復刊されたエッセイ集「新版 いっぱしの女」(ちくま文庫)と斎藤美奈子「挑発する少女小説」(河出新書)を読み終えた流れで、ひさびさに手にとってみる。 『赤毛のアン』『あしながおじさん』『リンバロストの乙女』といった海外...

1990年初版、きたのじゅんこさんのカバー装画もなつかしい。 復刊されたエッセイ集「新版 いっぱしの女」(ちくま文庫)と斎藤美奈子「挑発する少女小説」(河出新書)を読み終えた流れで、ひさびさに手にとってみる。 『赤毛のアン』『あしながおじさん』『リンバロストの乙女』といった海外少女小説を愛をこめて紹介する書き下ろしのブックガイドエッセイ。当時は<家庭小説>というラベルが古くなりつつあり、作品自体もあまり読まれなくなっている(品切れになっているものが多い)ことを惜しんで氷室冴子さん自ら担当さんに持ちかけた企画。 この本とともに刊行された赤いギンガムチェックのカバーの角川マイディア文庫はずいぶん読んだ。『リンバロストの乙女』がとりわけ好きだったが、読み返すと氷室冴子さんのNo.1でもあった。 ここで語られるのは、愛読者としての氷室さんが物語のどんなところに共感したり自らと重ねたりしたか、どんな描写に胸を躍らせたのか…食べ物やドレスの描写、つましい暮らしぶり、作家たちが主人公に託した理想の女の子像…そして、おしゃべりな皮肉屋モンゴメリ、説教くさいオルコット、自然体なジーン・ポーター、ストーリーテラーのネズビット…と文体の特徴分析もうまい。 いままた改めて、いろんな作品を読み直したくてたまらない。 あとがきにあった、地元の貸本屋さんが次々と潰れて、そのたびに貯金をおろして吉屋信子や城夏子などの古い少女小説を買い受けたお話がまたおもしろく、そこから海外<家庭小説>と日本のかつての<少女小説>、そして当時の復活した少女小説(ジュニア小説)を比べているのも興味深い。 いまは児童文庫(青い鳥文庫や集英社みらい文庫、角川つばさ文庫)やラノベの一部などに分散した形になっている少女小説、これからも読者を楽しませつつ励ます作品の役割は小さくはないと思う。

Posted by ブクログ

2014/07/28

赤毛のアンすら、あまり記憶にないのですが(2回も読んでるのに…何故なのか…)、他の作品紹介も愛があるからか作者の実感がこもっているからか面白くて、読んでみよ、と思えてきます。

Posted by ブクログ

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