- 中古
- 書籍
- 文庫
狼を庇う羊飼い 扶桑社ミステリー私立探偵レオ・ハガティー・シリーズ
定価 ¥491
220円 定価より271円(55%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
発売年月日 | 1990/07/25 |
JAN | 9784594006075 |
- 書籍
- 文庫
狼を庇う羊飼い
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
狼を庇う羊飼い
¥220
在庫なし
商品レビュー
1
1件のお客様レビュー
ワシントンDCの私立探偵レオ・ハガティーを主人公とする第一作、1985年。 幼い双子を誘拐されたソーンダーズ家のもとに、犯人から5年ぶりに電話があり、逆探知の情報を掴んだ父親は警察を頼らず単独で手掛かりを追っていく。情緒不安定の夫を心配した妻が、ハガティーにその行方捜しを依頼す...
ワシントンDCの私立探偵レオ・ハガティーを主人公とする第一作、1985年。 幼い双子を誘拐されたソーンダーズ家のもとに、犯人から5年ぶりに電話があり、逆探知の情報を掴んだ父親は警察を頼らず単独で手掛かりを追っていく。情緒不安定の夫を心配した妻が、ハガティーにその行方捜しを依頼するというのが発端。誘拐犯はソーンダーズ以外にも犯行を重ねているが、その罪を告解によって唯一知るカトリックの神父は、苦悩しつつも新たな犠牲を防ぐことが出来ない。だが、その葛藤は自己陶酔的であり、納得できる動機付けではない。ハガティーは、追跡の途中で偶然にもレイプから救った女と行動を共にするのだが、行き当たりばったりなやり方は不真面目な印象しか残さない。結局、誰一人救うことも出来ず、暴力の信奉者らしい相棒の不在を嘆き、何を考えているのかさっぱり判らない犯人との対決で自らも肉体的に傷付けられてしまうのだが、ちゃっかりと女とはいい関係になっている。双子がどうなってしまったのかは、結末を過ぎても読者に知らされないという破綻ぶりである。溜息。
Posted by